大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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4/29 悲しいこと、嬉しいこと。

2015年04月29日 | Weblog
 今朝は曇天。すっきりしない。私の心のように。

 気が重いのは、昨日届いた悲しいメールのせいだ。 出会った大将がポリ袋に回収していた。市民の森で見せてもらった。記録として残しておこうと思って。フクロウをクローバーの上において撮影。

 皆には分からないように 「ありがとう。大阪城公園に来てくれて。助けられなくてごめん」

 左右の羽とつなぐ一部の骨格。頭部も体も尾もない。想像するに十数羽のカラスに突かれ弱って地上に。なおもカラスの攻撃に瀕死状態。
 そこにネコがやって来て、カラスは樹上に飛び上がる、猫がフクロウの最後を・・・・。

 フクロウは決して都市の公園だけで死ぬのではない。人のほとんど関わらない自然の中でも、それほど長く生きられない個体も少なくないだろう。
 でも私は、感傷的になって、大阪城公園に来てくれたフクロウの死は辛い。

 全体が残っているなら、研究資料として必要としているところもあるが、この状態ではどうしようもない。
 でも顔や目が残っていたらもっと辛いかも。 愛したものの亡骸をどうとらえるか。

 以前、東北出身の方から聞いた。
 大阪で最愛の夫を亡くし、荼毘に付した。火葬場の職員が、夫の体の各部分を少しずつつまんで、説明しながら丁寧に骨壺にいれる。

 大阪ではこれが普通。でも彼女は残った夫の骨や灰が気になる。愛しい人のすべてをここに入れてほしい。郷里では大きな骨壺にすべて入れた。残った灰も塵取りで掃いて入れるそうだ。彼のすべてを入れた。

 なのに大阪では一部だけ。残った彼の骨や灰はどうしているのか? 問い合わせたらしい。答えは奈良の寺院に納めていると。
 彼女は、聞いた奈良の寺へ出向いた。愛する夫の骨や灰の残りがどうなっているのか?
 結論としてはっきりした答えはもらえなかったらしい。

 愛した相手の骨を食べる小説を読んだ記憶がある。頭や体、足の骨をポリポリかじりながら愛し会った時を思う。
 シュールな物語になってしまったが、全く理解できない訳でない。

 かなり酔ってきて、主題が何か分からなくなってキーボードをたたいている。

 今日の嬉しい出来事♪
 豊国神社東のエナガの巣立ち。昨日無事巣立ちしたとのことである。今日は豊国神社裏で6羽が群れて餌をねだる。親が何度も何度もやって来て餌を与える。

 見ているとひっきりなしにやって来て餌を与え続けている。親って大変だ。

 キビタキは、みどりのリズム、沖縄復帰の森、音楽堂西上、梅林南側、愛の森、元ヘリポートなど♂5・♀1。
 オオルリは、元射撃場♂若。
 エゾムシクイ、市民の森。
 クロツグミ、沖縄復帰の森、市民の森、本丸日本庭園池、梅林で♂
 サンショウクイ、豊国神社裏、南外堀。
 ヤブサメ、市民の森。
 コサメビタキ、本丸日本庭園池。

 クロジ、市民の森2。
 アカハラ、梅林南側上桜広場、市民の森、天守閣東配水池で5羽。
 アオバト、豊国神社裏、市民の森。
 アオジ、豊国神社裏、市民の森。
 イカル、市民の森さえずり。

 キンクロハジロ、南外堀、北外堀で4羽。
 ホシハジロ、北外堀1羽。
 ヨシガモ、内堀1羽。
 カルガモ、第二寝屋川2羽。

 今日は何よりエナガが可愛かった。夏鳥は多くない。今日も低調。時期的にはこれからサンコウチョウが楽しみ。

●今日の素敵な鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、キビタキ、エゾムシクイ、クロジ、クロツグミ、アカハラ、キンクロハジロ、カワウ、アオバト、エナガ、アオジ、ヨシガモ、ツグミ、ツバメ、ホシハジロ、サンショウクイ、ヤブサメ、カルガモ、アオサギ、コサメビタキ、イカル、オオルリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (4)
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