大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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12/6 アゾラが水面を覆う。

2013年12月06日 | Weblog
 アゾラ(オオアカウキクサ)が広がってきた。東外堀は50パーセントほど。内堀は80パーセントほどの水面がアゾラの覆われている。

 しかし、オカヨシガモやヒドリガモが、積極的にこれを採餌しているように見えない。両種が多くなった理由は、これと関係ないようだ。

 2001年頃、南外堀にウキクサが大量に繁茂し水面をうめたことがあった。
 その時は、それを食べるためにヒドリガモが日増しに増え、それまで1日に数羽から十数羽しか見られなかったものが3ケタまで増えた。

 その時のウキクサは、今のアゾラと違って緑色だった。 釣り人に頼んでルアーにひっかけて採取してもらい、西区の中央図書館へ調べに行った記憶がある。 今ならパソコンで簡単に詳しく調べられるのに。

 その結果、アオウキクサと判断したが正しかったのか分からない。 はっきりしているのは、非常に好んで食べていたことだ。
 ヒドリガモが過去最多数264羽を記録したのはその時だった。今期ははそれを超えた日もある。

○ヒドリガモ=東外堀94羽。南外堀20羽。内堀27羽。北外堀56羽。合計197羽。
○オカヨシガモ=東外堀84。南外堀20羽。北外堀2羽。合計106羽。本種、この数は多い(昨日のブログ参照) シックで大人の女性に人気のあるカモだ。
○ヨシガモ=東外堀♂1・♀3。南外堀♂8・♀10。北外堀♂1。合計23羽。
 来世生まれ変わってカモになるなら、このカモがいい。オカヨシでもいいかな。 カルガモはイヤ。キンクロハジロもイヤ。
○カルガモ=人工川に9羽。西外堀に8羽。北外堀に3羽。合計20羽。
○コガモ=南外堀に12羽。
○ハシビロガモ=南外堀13羽。西外堀5羽。北外堀19羽。計32羽。

○ホシハジロ=東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計87羽。
○キンクロハジロ=すべての堀で観察。合計123羽。

○オオバン記録更新。
 東外堀14羽。西外堀2羽。北外堀21羽。合計37羽。新記録数だ。

○カモメ。
・セグロカモメ=第二寝屋川で3羽。
・ユリカモメ=第二寝屋川、北外堀で計71羽。

○セキレイ。
・キセキレイ=東外堀を鳴いて飛ぶ。
・ハクセキレイ=南外堀、城南地区、梅林、北外堀などで計18羽。

○カイツブリ=南外堀1羽。

○サギ。
・アオサギ=乾やぐら屋根に4羽。内堀に1羽。飛翔1羽。合計6羽。
・コサギ=人工川で1羽。その後北へ飛ぶ1羽。

○カワウ=西外堀乾やぐら下石垣に2羽。

○ツグミ=梅林南側上桜広場、城南地区、大手前、飛騨の森、水上バス乗り場などで計8羽。大手前と水上バス乗り場で、地上に下りているのを観察も、まだまだ警戒心強くすぐに飛び上がる。

○シロハラ=市民の森で2羽。

○ハイタカ=東外堀でカモを観察中、南の方から飛んできて梅林の東外堀沿いの高い木にとまる。しばらくして飛び立ち天守閣東方向へ。

○アトリ=太陽の広場東の森6羽。飛騨の森7羽。

○カワラヒワ=沖縄復帰の森、音楽堂西上、南外堀沿いで計9羽。「ビーン」 の声も。

○アオジ=音楽堂西上で2羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、ハイタカ、シロハラ、アオジ、カワラヒワ、アトリ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、オオバン、キセキレイ、ハクセキレイ、カイツブリ、コサギ、アオサギ、カワウ、ユリカモメ。
コメント
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