本日、端田ゼミの「まとめ」の日。山本周五郎氏の「季節のない街」の4編・「街へゆく電車」、「半助と猫」、「枯れた木」、「とうちゃん」の中の、好きな2段落を朗読していくことになりました。(…本日、筆者は遅刻しまして……到着した時にはほとんどのヒトが読み終わってました)
団員が朗読している間、端田先生はそれを聞きながらレポート用紙に鉛筆をはしらせます…団員それぞれにたいしてのコメントです。全員が読み終わってから一人一人に指導していきます。
先生がお話になったことをまとめると…こんな感じです。
聞き手が語り手を気にしない朗読…これが目指すところの朗読だということ。つまり、「気にしない」ということは聞き手が作品のなかにはいりこんで情景を見ていられるから。そのような世界をつくるには、語り手の声、話し方、アクセントが適切であること。また、人物を描くときは、「読み手」が登場人物と同じ気持ちになること、そして「ふつう」の言葉でもその人物にとって大切な事は、「語り手」はきちんと表現すること。しかし「芝居」と「朗読」との区別は、はっきりさせること……簡単にまとめましたが、むずかしい
「正しい日本語で芝居をする」…ということをモットーとする当劇団。アクセントに関しては特に厳しく指導がなされます。でも、アクセントを細かくチェックされていくたびに思うことが、「きちんとした日本語って、美しい」ということ。時代とともに言葉は変化していくもの。「流行言葉」を「よくない!」として排除しようとするか、「流行言葉」と「古きよき日本語」を使い分けていくのかはヨコにおいといて、美しい日本語を忘れてはいけないなあ…とあらためて思いました。
で、山本周五郎氏の作品での勉強は今日で終わり。…でも、まだちょーっと時間に余裕があるので、あと3回くらい新しいテキストで勉強することになりました。先生のコメントから察するに、 次の作品は、人の心と心の重なりを丁寧に描いたもののようです。
ということで、ひきつづきがんばりましょう
団員が朗読している間、端田先生はそれを聞きながらレポート用紙に鉛筆をはしらせます…団員それぞれにたいしてのコメントです。全員が読み終わってから一人一人に指導していきます。
先生がお話になったことをまとめると…こんな感じです。
聞き手が語り手を気にしない朗読…これが目指すところの朗読だということ。つまり、「気にしない」ということは聞き手が作品のなかにはいりこんで情景を見ていられるから。そのような世界をつくるには、語り手の声、話し方、アクセントが適切であること。また、人物を描くときは、「読み手」が登場人物と同じ気持ちになること、そして「ふつう」の言葉でもその人物にとって大切な事は、「語り手」はきちんと表現すること。しかし「芝居」と「朗読」との区別は、はっきりさせること……簡単にまとめましたが、むずかしい
「正しい日本語で芝居をする」…ということをモットーとする当劇団。アクセントに関しては特に厳しく指導がなされます。でも、アクセントを細かくチェックされていくたびに思うことが、「きちんとした日本語って、美しい」ということ。時代とともに言葉は変化していくもの。「流行言葉」を「よくない!」として排除しようとするか、「流行言葉」と「古きよき日本語」を使い分けていくのかはヨコにおいといて、美しい日本語を忘れてはいけないなあ…とあらためて思いました。
で、山本周五郎氏の作品での勉強は今日で終わり。…でも、まだちょーっと時間に余裕があるので、あと3回くらい新しいテキストで勉強することになりました。先生のコメントから察するに、 次の作品は、人の心と心の重なりを丁寧に描いたもののようです。
ということで、ひきつづきがんばりましょう