レオパレスのオーナーら要請「国の管理下で調査や修繕を」

2019-02-13 08:55:57 | Weblog

            レオパレスのオーナーら要請 

           「国の管理下で調査や修繕を」 

レオパレスのオーナーら要請「国の管理下で調査や修繕を」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190212/k10011812211000.html

賃貸不動産大手の「レオパレス21」が建設した全国の1300棟余りの建物で施工の不備が見つかった問題
で、アパートのオーナーらで作る「被害者の会」が、国の検査体制に問題があったなどとして、国土交通
省に対しレオパレスを管理下に置き、調査や修繕工事を完全に実行させるなどの対策を取るよう要請しま
した。

レオパレス21が建設した33都府県の1324棟の建物では、耐火構造や遮音性が国の基準を満たしていないな
どの不備が新たに明らかになり、1万4400人余りの入居者のうち、特に危険性の高い641棟の7782人に対
してできるだけ早い転居を求めています。

この問題を受け、全国のアパートのオーナーらで作る「レオパレス違法建築被害者の会」の代表が東京を
訪れ、国土交通省に対しレオパレスを管理下に置き調査や修繕工事を完全に実行させるなどの対策を取る
よう要請しました。

要請のあと記者会見した前田和彦会長は「大規模な違法建築を許したのは国の検査体制に問題があった。
レオパレスが倒産する事態になれば、違法建築が放置されてしまう」と述べました。
また、金融庁に対してもレオパレスの倒産を避けるため低金利融資など経済支援をするよう求めたという
ことです。

前田会長は「入居者の命を守るためにも全力で活動していく。国には適切に対応してほしい」と話してい
ました。

国交省「現段階ではコメントできない」

「レオパレス違法建築被害者の会」の要請について、国土交通省は「詳細な話を聞いていないので現段階
ではコメントできない」としています。