大阪教育条例NO!

2012年、大阪で成立した教育関連条例の具体化と、「君が代」不起立処分に反対する運動の交流ブログ

全国学力テスト:大阪市が結果を学校別に公表へ

2012-12-12 22:10:38 | 大阪市:教育振興基本計画
12月11日の大阪市教育委員会議において、校長が、保護者や地域の団体役員らで構成される「学校協議会」に対し平均正答率を示した上で、同協議会の意見を踏まえて開示や公表について判断する仕組みをつくったという報道があった。

学校選択制は2013年2月にも公募区長が決定していく流れができつつあります。大阪市の学校は、統廃合をかけた学校間の学力競争、究極的には全国学力テストの結果競争に邁進して行かざるを得ないのではないかと思われます。

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■全国学力テスト:大阪市が結果を学校別に公表へ
毎日新聞 2012年12月12日 東京朝刊
http://mainichi.jp/feature/news/20121212ddm041100104000c.html

 大阪市教委は11日、教育委員会会議を開き、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の学校別の成績について、各校長の判断で科目ごとの平均正答率を保護者らに公表できるよう規則改正することを決めた。公表対象は当該校の成績だけだが、全ての学校がホームページ(HP)などで公表すれば、学校の序列化につながるとの批判も予想される。
 現在、市教委は学校別の成績を校長と公募区長以外には開示していない。これに対し、橋下徹市長は学校選択制の導入を前提に、市教委に対し、保護者らへの開示を求めていた。【津久井達】

■学テ学校別成績、校長判断で公開へ…大阪市教委
(2012年12月11日15時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121211-OYT1T00933.htm?from=ylist

 大阪市教委は11日、今年度、全市立小中校で実施された全国学力テストについて、校長の判断で、当該校の平均正答率を全保護者に開示したり、ホームページで公表したりすることを可能にする方針を決めた。
 同市教委はこれまで学校別成績について、「一律に開示すると序列化を招く」と非公開にしてきたが、開示に前向きな橋下徹市長の意向を受け、方針転換した。
 この日の教育委員会議で、校長が、保護者や地域の団体役員らで構成される「学校協議会」に対し平均正答率を示した上で、同協議会の意見を踏まえて開示や公表について判断する仕組みを了承した。
 同協議会は今年7月に同市で成立した市立学校活性化条例に基づいて来年3月までに全校に設置されることになっており、協議会からの要請を受けて、年明けにも学校別成績の公表に踏み切る学校が出てくる可能性がある。


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