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ふふん。 今日は俺様が、上手な猫写真の撮り方を、 お前らに伝授してやろう。 耳の穴をかっぽじってよく聞けよ。 |
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まずは、猫の目線で撮る! これを覚えろ。 そうすれば、可愛く写るぜ。 つまり、下から撮る、カメラを下に置く、ってことだな。 |
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パシャッ
ほらな。ミアちゃんだ。可愛いだろ? |
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しかし、普通のカメラを下に置くとなると、 |
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床に這いつくばって ファインダーを覗き込まなくちゃならん。 |
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だから、液晶ビューファインダーを こういう風に動かせるタイプのカメラを使えよ。 上から覗き込めるからな。 |
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パシャッ
どうだ。いいだろ。ミクちゃんだ。 |
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手ブレ補正機能は、あったほうがいいだろうな。 もっとも、手ブレは防げるにしても、 被写体ブレはまた話が別だ。ほら、こんな感じだ。 これはこれで、雰囲気が出ているだろ。
ちなみに、俺様はストロボを極力使わない主義だ。 猫の目に悪いという説もあるし、光の表現が不自然になるからな。 まあ、ストロボを使えば、シャッター速度を速く設定できるんだが……。
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遠くから狙える光学ズームも必要だが、 マクロ(接写)機能も不可欠だ。
どうだ、このくらい寄ると、面白い絵が撮れるだろ?
マクロと接写は、実はちょいと異なる概念なんだがな。 |
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……もっともっと伝授してやりたいが、 ミルク飲んだら、眠くなっちまった。 またいずれな。
じゃあな。おやすみ。 |