身を捨ててこそ、、、、、、、、、、

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。」
管理会社の部長、まさにそのとおりだった。

日本人は、「なんでもします、何なりとおっしゃってください。」と言われれば、もうそれ以上は相手を責めない。
それが　日本人だ。　惻隠の情。　こういうものを持ち合わせている我々日本人は世界では稀有な存在かも知れない。

大陸系の人たちは、一旦引くと、とことん追い詰めてくる。　下品で、恥ずかしい。
アメリカ合理主事では、儲かるか自分が得するか？　が判断の基準である。

彼らは、どれだけ気高く生きたかなどとは考えない。　　武士道はない。　　道徳は無い。　
唯単に、稼げばいいということだ。　レベルが低くて可愛そうだ。　　そう思えるような人生を生きて生きたい。

もちろん、稼げない人間は生きていけない。

管理人。乙

マンション管理人。
　勝手にルールを変え。　勤務時間、態度に問題があり、自分と13Ｆ定住夫妻とはバチバチの関係。

管理人には何度も嘘をつかれ、何度もペテンにかけられ、本性を知ってしまったが、
　他の皆さんは表面のいい管理人にすっかり取り込まれて、我々３人は残念ながらクレーマーに仕立て挙げられてしまっていた。

その怒りが、理事会で爆発した。　就業時間を守らない。　勝手に自分たちに都合のいいルールに変えてしまう。など、今までの悪行を本社部長にぶつけた。　最初はそんな事は無いだろうと高をくくっていた部長が血相を変えて謝罪に来た。

　本人に確認したら、全部認めました。大変申し訳ありません。　とのこと。

何と、　　本人、1週間の自宅謹慎。　この処分でよろしいでしょうか？
　　　　部長立会いの下、　我々３人と面談し、　目の前で管理人にきちんと謝罪させます。
　　　　それで、足りなければ、　部長自ら　頭を丸めます。　　　　　との、申し出。

もう日常の事として普通だったので、部長のあまりの真剣さにこちらがびっくりし、　もういいと思った。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。　正にそんな感じだった。　天晴れだと思った。
この部長さん、ついこの間までは、打てども響かずと言う感じでだめだとおもっていたが、激変した。

しかし、反省すべき管理人夫婦は変わっていない。　旦那が10/12退職をするようなことが書いてあった黒板を偶然見てしまった。　ここには、「心身ともに疲れ果てました。」と、書いてあった。　我々に追い込まれたような言い分だ。辞めていく人を問い詰めるつもりは無いが、これでは彼はどこへ行こうがまた同じ事を繰りかえすと思う。可愛そうに。

そして何より、自分の体に悪いと思う。　自分でいざこざの種をまき対立を作っている事に気が付かない、　そして、相手を批判する、　これでは自分の体がもたない。　今日から、謹慎と称して検査入院したそうだ、　早く気が付いたほうがいい。　自分を壊さないうちに。

奥さんは、もっと図太くて酷い。　今日も会っても気持のいい挨拶は出来ない。　彼女と合わなくて何人もスタッフが辞めた。　それは、彼女が管理人の妻女で上の関係だから。　ぶつかったら下のものが辞める。

しかし、彼女はクライアントとぶつかって　辞めることなど考えない。　それがわかっていない。
しかたない、人生色々、人の価値観も色々だ。

しかし、不思議だ、なるようになっていく。　進まないとじれったくなるが、あせる必要はない。
自分の良心に基づいて生きていればそれで解決する。

督促。

マンション管理費の滞納が酷く、理事会での議題の大半は、これ。
今回、法的措置も辞さないと言う強い方針を決めて進める事にした。

頼りない管理会社の担当者には任せられず、昨日、今日と、督促の電話をかけた。

信じられ無いのは、自分の交渉能力。　あまり管理費の回収ノウハウはないが、相手との会話で情報を引き出し、自分でもびっくりするくらいのいい方向で話しが進む。　まあ、最初は先方もうまい事を言うのが常だから、それも考慮しないといけないが、　それを差し引いても、　我ながら自分の交渉能力に感心する。

散々苦労した、銀行員かけだし時代に身に付いた能力のようだ。　当時は毎日が地獄のようだったが、しっかりと身について、今では自分の強力な武器になってくれている。

頭で考えるが、考えてないような。　それでいて、きちんと理屈が通っているような。　　何でできるのか自分でもわからない。　　やっている経験を元に、自分なりの交渉の基準が出来てくる。　自然と基準としてまとめたくなるような一定のものに気が付く。　　自分の事だが不思議だ。

面白い、　早く仕事が出来るようになれればいい。

武道的習熟度。

　人は、相手が近づいてくると無意識下に違和感を感じエネルギーが低下する。
触れられると、それ以上にエネルギーが低下する。　もちろん相手に対して敵意など持ち合わせていなくてもである。
だから、武道では相手に対して無意識的違和感を感じさせてはいけない、相手に近づいたり触れたりした事を感づかれて反応されてしまうからだ。　　しかし、本当に深い所で触れる事が出来ると無意識下で交流が出来、深く人を好きになると、　　　　　　　　　　　　と、言う内容の事を読んだ。

人と衝突してしまうという事は、武道的にレベルの低い状態だという事が良くわかった。
相手の無意識に入り込んで深い所で交流できれば、深く相手を好きになれる。　　難しい。
これは、相手にはよらないのだろうか？　多分自分のレベルが決めるのだろう。

成功者は人と衝突をしない。　唯単純に、口論になっても感情的にならない、などという理由だけでは無いみたいだ。
体から心へ。　　　武道は深い。

難しい。

マンション管理組合の総会と、理事会。
出席者、理事4名、　組合員2名。　何ともさみしい環境だが、こんな感じで今までずっと来た。
しかし中身は全然違っている。　今まで開かれなかった理事会は、今年3回目。　臨時総会は、近年には開かれてない。
問題意識を持った人間が集まり、動き出したから。
だが、組合員の関心はいまいちで、相変わらず、さみしい状況。
まだまだ、状況を知らない人が多い。

１億近い管理費の滞納。　特に9Ｆ部分は、全くの未納状態が続いていて、どうにもならない状況。（マルボウ案件）。
現場の管理人の暴走。
毎度ながら、
25年も積もった垢が一気に出てくるような激しい口論になる。

　しかし、今回は少し言い過ぎたかなと反省。
管理会社側も、現場の酷さを少しずつわかってきて、　他社に比べて、自分たちの会社のサポート力の無さを理解してきて、　謙虚になり、直ぐに反応してくれていた。　しかし、残念ながら水準には達しない。

強く言わなければ、管理会社側に伝わらないし、あまり強く言えば人を傷つけるようになる。
　原因となっている人も居るから、いくらその人が悪くてもその人も傷つける。

そして何より、へたれの自分が傷ついてしまう。　　メンタルが体調に出て、弱すぎ。　
　何でこんな簡単な事もクリアできないのか？　　今年の課題は、ハラを作る事。　以前のような強い腹を。　ハラのある人間に言われれば納得する。　相手は傷つかない。