唯のブログ。

病気の体験、療養生活や日々思いついた事などを書き留めているブログ。時々毒吐き。楽しめれば最高、無理なら受け流す。

入院中のメタボな面々。なんでこうなるの?

2021-02-11 15:26:18 | 病院治療

入院生活が長くなり、長年、大部屋で多くの入院患者さんをみています。

各種心臓病、糖尿病、高脂血症、高血圧、脂肪肝、などなど、、、

 殆どは、メタボが原因の生活習慣病です。

バランスの悪い体型でどう見ても、病的です。
早食いで、音を立てながら空気も吸い込んでたべます。 ガツガツ食べた後には、ゲップ。

 食事の質は悪いし、量は食べ過ぎ、食べ方もおかしいから、これでは、カラダは悪くなるでしょう。

勿論、運動などは嫌いでしょう。

歯磨きはしませんし、トイレでても洗いません。 衛生管理も意識にないでしょう。


皆んな、病気でも何でもないのです。
唯の太り過ぎで、自分で生活、食事を管理できないのです。 痩せれば、簡単に治るのです。


しかしながら、本人に、その自覚は無いのでしょう。
もしくは、そんな簡単な事も理解できないで居るのかもしれません。

勝手におやつを持ち込んで食べたり、アイスクリームやコーラを平気で飲んでます。

砂糖、白米、小麦粉、食塩、、、等の白い粉が病気の原因だなどとは知らないのでしょう。
 健康な人と同じ様に普通に食べます。


病院の最大の仕事は、
 これらの無知で未熟な大人に、正しい食事のとり方を教えてあげる事です。

カカト落とし、スクワットで血糖値は下がります。
糖質は、単体で摂るより、水溶性食物繊維、タンパク質、脂質、と一緒に摂ることで、血糖値は抑えられます。

そんな事より、食べ過ぎないだけでも、大分良くなるのでしょう。


しかし、病院は、それすらしません。

食事や生活習慣の指導はせずに、検査と薬を出します。
 悪くなれば、薬を増やします。薬の飲み過ぎで悪くなっているのでは無いか?と、思われる程薬を出します。

これでは、肥満の患者が治るはずがありません。ドンドン病人が増えるばかりです。


因みに、最近の病院食の内容ですが、
昼食-ラーメン。 夕食-コロッケ他揚げ物4つ。
昼食-シチュー、ピラフ。 
 ご丁寧に、ヤクルトもどきの甘い飲物まで出ます。

 到底、病人が食べる様なものでは無いのです!



肥満病の治療を根本から考えて治さないと、
患者も、医療費も増えるだけです。

早急に、肥満病対策をたてないと、です。

入院中は、いつも同じ事を考えさせられます。