本記事はオリエンテーリングAdvent Calendar 2020の17日目の記事になります。
はじめに
こんにちは。筑波大学オリエンテーリング部2年の祖父江有祐という者です。東海中高ワンダーフォーゲル部で6年間オリエンテーリングをやってきたので競技歴は今年で8年目、最近は遠征先でその土地の美味しいものを食べることに喜びを見出しています。あと思い付きで始めたネットラジオが半年以上続いていたりもします。
方々で言っていますが、僕にはオリエンテーリング以外の趣味に「ペンシルパズル作成」があります。いつかパズルとオリエンテーリングを混ぜたものを作りたいなと中学時代から思っていて、今回の「リアル脱出ゲームO」はその目標の成果の一つとなります。オリエンテーリングにちなんだ問題を作ったのでオリエンティアの皆さんにはぜひ遊んでいただきたいです。
1.リアル脱出ゲームとは?
はじめにリアル脱出ゲームを知らない人向けに簡単に説明をしようと思います。
「リアル脱出ゲーム」とは株式会社SCRAPが商標登録している体験型イベントの名称です。プレイヤーは最初密室に閉じ込められ、そしてそこに設置された謎を解くことで脱出の手がかりを見つけ脱出する…これがリアル脱出ゲームのおおまかな流れになっています。本記事では謎解き要素がある体験型ゲームとして「リアル脱出ゲーム」という単語を使用しています(商標的に少しアレですが)。
企業とのコラボでイベントが開催されたり、常設店舗も全国各地に展開されていたりとプレイできる機会は意外とあります。メディアでもしばしば取り上げられており、近年密かなブームとなっているようです。
SCRAP公式HP(https://realdgame.jp/)には現在開催されている公演や常設店舗の案内も載っているので、興味をもった方は見てみてください。
また少し昔の話ですが、バカリズム主演の「リアル脱出ゲームTV」がTBS系列で放映されていたのでそれで目にしたことがあるという人もいるかもしれません。
2.例題
リアル脱出ゲームで出題される謎はひらめき要素が強いものが多い印象があります。僕が好きな「ペンシルパズル」は論理的な過程を経て盤面を埋めていくものなので少しジャンル違いですが、謎解きも好きです。
リアル脱出ゲームっぽい問題を1問用意してみたので練習がてら少し考えてみましょう。
問題
答えはこちら
だいたいどんな感じなのか分かっていただけたでしょうか?
今回用意した問題は今年の3月に部内向けに開催しようと思って用意したもののコロナの影響でおじゃんになったものに一部修正を加え、Web用に再構成したものです。
3.ルール説明
メインの問題に入る前に、今回の出題形式について簡単に説明します。
【ルール(対面バージョン)】
①プレイヤーには全コントロール図と問題冊子が渡されます。
②冊子の各ページの謎を解くことで次に行くべきコントロールが分かります。
③正しいコントロールに行くと、次の謎を解くためのヒントが描かれたフラッグがあります。1問目から順番に解いてゴールを目指しましょう。
ただし今回はWeb上での公開なので一部変更があります。
【ルール(オンラインバージョン)】
①今回使用する全コントロール図の画像が最初に貼られています。
②1問目から順に問題冊子の見開き画像を貼り付けます。そしてそれぞれの画像の下には次に行く候補となるコントロール識別コードが書かれています。
③それぞれのコントロール識別コードはリンクになっており、正しいリンクを開くと次の問題のヒントとなるページを開くことができます。
④1問目から順に解いてゴールを目指しましょう。
要するに「謎を解かないと脱出(狭義)できないゲーム」です。
問題冊子はPDF形式でも置いておきます。このブログ記事だけでも遊ぶことができますが、印刷したほうが遊びやすいかもしれません。
ルールは分かっていただけたでしょうか?それでは問題編スタートです。
問題編
全コントロール図
表紙
1問目
1ポだと思う数字をクリック(タップ)してください。
2問目
3問目
4問目
5問目
6問目(最終問題)
正しいコントロールを選ぶとエピローグが読めます。
全てのコントロールを回ることができたでしょうか?皆さんの暇つぶしに貢献出来たのであれば幸いです。遊んだ感想をいただけると祖父江がとっても喜びます。Twitterはこちら。
解答および解説は1週間後くらいに公開します(たぶん)。失踪しないよう頑張ります。
他は答えを見ても全く分からず。
解説を待っています。