おりおん日記

電車に揺られて、会社への往き帰りの読書日記 & ミーハー文楽鑑賞記

「声に出して笑える日本語」 立川談四楼

2009年05月26日 | た行の作家
「声に出して笑える日本語」立川談四楼著 光文社知恵の森文庫(09/05/26読了)

声に出して笑うほどではないけれど、電車の中で読むのはちょっと危険かもしれません。
昨晩、終電の中で、一人、ニヤけてしまいました。微塵も酔っ払っていないのに、きっと「いい気分になって薄ら笑っている人」に見えただろうなあ…。

 言い間違い、読み間違いもまた味わい深し。符丁や、ちょっと懐かしの言い回し、オジサンは知らなかった若者言葉などなどが紹介されています。そういえば、中学校の頃の塾の先生が「当たり前田のクラッカー」と言っていたのを、懐かしく思い出しました。

 電車の中で笑いが堪え切れないぐらいなのですが、我が敬愛する談四楼師匠としては、キレ味イマイチかなぁという印象でした。