origenesの日記

読書感想文を淡々と書いていきます。

桐生操『やんごとなき姫君たちの寝室』(角川文庫)

2008-10-05 01:09:03 | Weblog
『本当は怖いグリム童話』の著者が古代から近代までのヨーロッパの歴史を中心に、恋愛、結婚、セックス、グルメなどに関するネタを集めた本。下世話な感じはするが、なかなか面白かった。
「プラトニック・ラブ」とは男同士のもの(プラトンの『饗宴』のお話)
処女膜は無用の長物?
古代世界の珍法律(胸片追放、人身御供)
古代スパルタ教育の真髄
などが特に面白かった。

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