オーガニック コンシェルジュ・ボイス

オーガニックをおしゃれに楽しもう。

オーガニックと有機農産物

2004-08-18 00:07:28 | 国内のオーガニック
「有機とオーガニックって、同じことでしょうか?」今回のテーマはこれです。

ご存じの通りオーガニックとは英語です。英和辞書を引くと">有機=オーガニックとなっていますが、一般的に使われている意味は少し違うようです。私の中でも明らかに違います。。。

広辞苑でオーガニックは根本的な・基本的な・本質的な~と解説してあります。一方、有機は生命力を有するとなっています。比較するとやっぱり違いますね。

私は有機と聞くと単純に、「化学肥料や農薬に頼らず栽培すること」をイメージします。でもオーガニックというともっと広い意味を持っていて「化学物質で土を汚さない環境にやさしい農業や、自然と共に生きるライフスタイル」のようなものをイメージします。皆さんはどうでしょうか?

日本ではもちろん有機が定着していてスーパーなどのPOPもほとんどオーガニックの文字を見かけることはありません。とりあえずオーガニックを付けておけば、ナチュラルさがでるからと無理矢理いろんな言葉や商品につけてしまうという、間違った使い方をしているものもあります。今でもたくさんの人がオーガニックの意味がイマイチよくわからなかったり、誤解してしまうのはこのように乱雑な使われ方をするからなのではないでしょうか‥

本当のオーガニックのあり方や意味することを、もっと詳しく知りたい方。是非、私の講座に遊びにきてください。オーガニックの楽しみ方とプラスαの知識をご紹介していますので!



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4 コメント

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微妙なところがわかりにくい (なきのこ)
2004-08-21 08:42:02
ライフスタイル、食事、何かにつけて自然と調和したもの、ことを尊重するということですかね。私も微妙なところがまだよく理解できていない「オーガニック」。

私はどちらかというと素材も、生き方もあこがれは

「ナチュラル」という言葉で表してきましたが。

「ナチュラル」と「オーガニック」の決定的な違いって

ナニ?!
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そういえば・・・ (頑固親父)
2004-08-30 12:56:23
おひさしぶりです! こんにちは

そういえば・・・

鮎とかに表示される「自然物」「天然」「純天然」「天然○○」「○○天然」とか、表示がすごく複雑怪奇だったのは、最近は改善されたのでしょうか? 魚的なオーガニック話題?



○本当に川で自然で育った物

○稚魚を捕まえて、川の水を引き込んだ生け簀のような環境で育てた物

○稚魚を捕まえて、人工的な堀で育てた物

○人工的に孵化させた稚魚を川に放流し、自然に育てた物

○人工的に孵化させた稚魚を川に放流し、自然に育てた物をある程度成長した物を再度捕獲し、最後に肥育した物

等など、書き出すとキリがないのですが、川魚の飼育は、本当に自然界に存在する魚を捕獲する以外に、様々な方法が試みられている。それぞれが、如何に自然に近づけ「高く売るか?」という部分で、思惑が働き、複雑怪奇なネーミングになっていた。

 さすがに複雑になりすぎ、消費者から「判りにくい」という意見が多くなり、見直すという話を聞いたのだが、その後の顛末は確認していないのだが・・・。

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天然表示 (案内人)
2004-08-30 16:03:21


とにかく餌をやったら「天然」とは表示できないようです。



■水産物品質表示基準(H12.3.31 農林水産省告示第516号)

http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/hinnpyou-suisannsyokuhinn.pdf



■中国四国農政局、食品表示Q&A問8

http://www.chushi.maff.go.jp/anzen/syokuhin/qa/qa.htm



■社団法人 全国かん水養魚協会

http://www.yoshoku.or.jp/02howto/hyouji/
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Unknown (suke)
2004-10-19 09:09:56
「有機~」「天然~」以外に「本~」という表示も止めて欲しいと思う。日本語では「本」は「本物」を意味するからややこしい。きっと巨大食品メーカとのせめぎ合いもあるのでしょうね。

何はともあれ、似非も含めそういったことに感心が出てくるのは良い事ですね。

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