OrganFreak

ハモンドオルガンに魅せられたオッサンのブログ

難しかった!

2006年05月17日 | ライブ報告
ブルーノート大阪のビル.フリーゼル.サム.ヤヘル、ブライアン.ブレイドのライブから帰って来ました。

オルガニストの小野みどりさん和田信さん上村恵理さんと一緒の席で聴きました。他にもオルガニストは塩崎さん、小林さん達が来ていました。「ライブは一言でいって難しかった。」変拍子の曲が殆どでそれも1曲1曲が凄く長いので、アドリブ命のコテコテオルガンが好きな私には合いませんでした。

サム.ヤヘルもドローバーのセッテイングを色々変えたり、パーカッションの強弱を使い分けたり、レスリーの速度をストップとファーストをめまぐるしくチェンジしたりしてそれなりによかったのですが................何故ビル.フリーゼルが今回オルガンをいれた原因がわかりました。オルガンのベースが欲しかったからだと思います、だからベースを強調する為にアウトプットのついたB-3のリクエストがあったのです。それ故今回はサム.ヤヘルはB-3オンリーで他のキーボードを使わなかったのです。

そう思うと納得出来ました。それに応えてサム.ヤヘルも左手ベースと足べースを交互に弾いたりユニゾンで弾いたり素晴らしいベースワークを披露していました。「その為に靴を脱ぎ裸足でベースを踏んでいました。」

ショーが終わって少しサム.ヤヘルと話をしたのですが私がレンタルしたB-3がすごくコンデイションがよく弾きやすかったと言っていました。今日のライブの最大の収穫はこの一言でした。(笑)でもお客さんもまあまあ入っていたしコンテンポラリーなジャズが好きな人はいいライブだったと思います。
(写真はショー終了後の小野みどりさんとサム.ヤヘルです。私の写真はつまらなそうな顔で写っているので載せません)

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2 コメント

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サム・ヤヘルのオルガンプレイ (和田 信)
2006-05-20 21:33:34
ライブにお誘いいただいて有り難うございます。

このライブは曲の構成や変拍子は凝ったことをしていましたが、サム・ヤヘルのオルガン演奏で僕にとって最も印象深かったのは、正確で強いビートと、それにのせて繰り広げられる音色の妙味でした。ギターの音とうまくブレンドするように音色や音量を絶えず調節し、絶妙な音空間を創りあげていました。バンド全体から出てくる音をとても正確に聴いて、そこから次のイメージを展開していく感じでした。

山本さんもおっしゃるように、彼のベースワークも素晴らしかったです。一流のエレクトリックベーシストが演奏しているのかと錯覚するほどでした。

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守備範囲 (organ_freak)
2006-05-21 00:03:53
和田さん今晩は、和田さんはドクター.ロニー.スミスからサム.ヤヘルまで守備範囲が広いですね!それぞれの素晴らしいオルガニストのいいところを消化して自分の個性を創って下さい。7月30日の

HANAREのライブ期待しています。
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