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新オレサマの日常。まさごろ。

色々なお婆さん

11階の
ひとり暮らしのお婆さんは
オレサマの家を
全面リフォーム工事している時に
毎日のように見に来て 
「アタシもリフォームしたい」
と言っていた

やがて
お菓子とか卵とか持って
来るようになったから
こちらも
デパートで素敵なカンカンに
入った最高級のお菓子を買って
お返しに差し上げつつ
「ヨリコさんの家も
リフォームするんなら
その間はこの家にいていいよ」
と言った

それから
大変なウイルス世界になり
ようやく感染者終息して
終わりかけたら
またこの頃
感染者数は最大となり
11階のヨリコさん87〜88歳は
ウイルス感染が大変心配であり
大勢の業者さんや職人さんが
激しく
出入りするリフォーム工事は
用心して
もうしない感じ

オレサマは
11階のお婆さんは
家を綺麗にリフォームして
終活
するのかな
それなら
協力しよう
かつては迷子猫ポンチちゃんを
発見して助けてくれたし
と考えたんだけど
なんだか
もう
かえって
リフォームを勧めるのは
危険だ

お婆さん自身も
ずーっと家にこもって
とにかく
大用心

とにかく家全面のリフォームは
知らない大勢が朝早くから
どんどん家に来て
大変なんだ
電気屋さん
ガス会社の人
お風呂販売店の人
床工事は大工さん
壁紙業者の人
浄水器取り付け会社専門の人
ペンキ屋さん
そして
工務店の社長さんは
リフォームプロデューサーとして
毎日現場監督に来る

よって
ひとり暮らしの
お婆さんは
お金はたくさんあって
リフォームしたいと
言っても
リフォームはなかなか
実現しない

なお
ひとり暮らしのおじいさんは
ほとんどが
甲斐性なしで
扶養能力が無かった人生であり
お金がなく貧困

一方
イタリアの
ホームレスのお婆さんは
あちらから
積極的に
シニョリーナお金ちょうだい
と言って
手のひら差し出して
寄って来た
足首まである長いロングスカートで
三角頭巾
なんでホームレスなのに
イタリアのお婆さんは
肥満体なんだろう
と思ったんだけど
ホームレスは
運動不足で
炭水化物ばかりだから
肥満体になるらしい
それもまた
不健全

オレサマがよく行く
若松河田のお婆ちゃんは
広い土地持ち
オオガネモチ

ひとり暮らしのお婆さんたちは
お金には
あんまり困ってなくて
たいていは
ニートの甥がいて
お婆さんの大金を
狙っているーーーーーーーー

有名どら焼きうさぎ屋の
女店主で
ひとり暮らしの妙子さん然り 

ゆえに
11階のお婆さんヨリコさん87〜88歳は
もう
気持ち的に
リフォームは頓挫
オレサマも
リフォーム推奨中止

イタリア語がシニョリーナで
セニョリータはスペイン語であった
でも
なんだかよく似ているし
どちらも
通じるみたい

若松河田のお婆ちゃん
うさぎ屋の店主妙子さん88歳
お婆さんたちは
オオガネモチ
そして
お婆さんたちには
必ず
カネメアテな
ニートの甥有りーーーーーーーーーー

また
相当な予算はもちろん
周りの環境と協力者と
ちょうどなタイミングと
やる気と元気がないと
物事は進まない
お婆さん自身が
87歳以上なら
もう
頑張らなくて良い
今まで通り静かに暮らす
しかし
カネメアテの
ニートの甥大勢は
深刻な社会問題ーーーーーーーー

リフォームしたら幸福になる

リフォームしていたら
マンションの人は
他人の家を
見にくるもんだ

お婆さんの幸福は
何より
健康第一

11階のヨリコさんは
リフォームしないまま
ずーっと家にいて
このままだ
やがて
ニートの甥が
リフォームするか
11階のマンションを相続して
売却する

結局オレサマは
向こうから溌剌と
「リフォームする」
言って来たら
協力しようと
思います。

























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