2回試走したが、trailroc245とほぼ同じ非常にいい出来のトレイルシューズだと感じた。trailroc245との違いは地面からの突上げ感が少なくなっている感じで快適感が増している。
右がtrailroc245で、左が今回のtrailroc270。幅がスリムになっている。
重ねてみてもわかるくらい同じサイズでも幅が違うが、このシューズはアッパーが柔らかいので、靴紐の調整でなんなくフィットする。245もそうだったが、ホールド感が非常によく、ぴったりフィットするので、シューズの中で足が躍るようなことは全くない。アウトソールのソールパターンは245と若干変わっているが下りでのグリップはよく効くし、ウェットなシーンで泥をかむこともない。先週武甲山トレイルをやって28㌔で4時間半履いたが足が痛くなることもなかった。アスファルトでは衝撃吸収力が強い分反発力が少なくランニングシューズよりはだいぶ落ちるが、トレランシューズとしてはアスファルトでも行ける感じでレース向きである。trailrocシリーズを履いたことがある人にとってはまったく裏切るところのない逸品といっていいだろう。トレランシューズはどんどんランニングシューズに近づいてきているので、近い将来トレイルでもアスファルトでも両立するシューズが出てくるんじゃないかな、と思わせる。