――患者さんがピアサポーターに興味も持ち、自分も協力したいという声はなかったのですか。歯面清掃用ハンドピース
実は、情報提供室を始めてから2、3年後に、患者の中から「わたしも聞き役になりたい」という人たちが出てきました。
ただ、忙しい医療の現場について行けなくなることがあります。患者として病院にくると、医療者はとても丁寧で親切ですが、実際の現場で同じスタッフのような立場での活動となれば、それだけではない場合もあります。それで退いて行かれる方もいました。ホワイトニング機器
また、ピアサポーターで最も重要なことは「傾聴」なのですが、必ずしもそうならない方もいました。傾聴は、BECの資格を持っていても難しいことです。患者の話を聞いているうちに、患者の側に引き込まれすぎたり、自身の体験と照らし合わせて必要以上のアドバイスを口にしてしまったりするなど、ピアサポーターとしてどこで患者との境界線のラインを引くべきか、その判断は簡単なことではないのです。