「外れる」「噛めない」「見た目が悪い」。そんな入れ歯のマイナスイメージに相反する形で機能性と審美性にこだわった新たな治療技術を導入している和田町の三須歯科医院で三須邦彦院長に話を聞いた。歯面清掃用ハンドピース
何らかのトラブルで歯を失った場合の選択肢のひとつとなるのが「入れ歯」だが、多くの場合、国が定めたルールに従い、最低限の材料、方法で製作されているため、中には「合わない」「痛みがある」といった、悩みを抱えたまま使い続けている人も多い。ホワイトニング機器
そんな中、入れ歯の新たな選択肢として誕生したのが「BPSデンチャー」と呼ばれる技術だ。欧米ではすでに広く採用されているもので、患者個々の症状や希望に応じながら、良質な素材を使い「機能性」と「審美性」を追求している点が従来品と大きく異なる。
自由診療となるため従来の治療に比べ治療費は高額(ノーマルタイプの精密入れ歯「BPSデンチャー」は片顎34万5600円〜)だが、同院でも相談に訪れる患者数は増え続けているという。
その中でも「審美性」にこだわった技術が「BPSエステティックデンチャー」と呼ばれる技術だ。患者個々の歯の色や形、質感、並べ方、歯肉の色合いなどを忠実に再現することで、より自然に仕上げることができ、「いままでは不自然な入れ歯がコンプレックスで口を開くことが嫌だったが、笑うことが苦痛でなくなった」「生活にはりが出た」といった類の声が同院にも届けられている。