日本産デンドロビウム属(セッコク属)の原種、キバナノセッコク Dendrobium catenatum です。
2015年5月、伴園芸から購入。四国(高知?)産からの増殖株とのこと。
2018/5/27撮影
以前まで、牧野富太郎が土佐にちなんで1891年に学名記載したDendrobium tosaense(デンドロビウム・トサエンセ)として知られていました。
ところが、それより前の1830年に記載された中国産のcatenatumと同種であったとして、最近ではそちらに統合されたようです。
実際にどのような相違があるのかについて、分類の詳細は不勉強で、私にはこれ以上コメントできません。
もう一つの近縁種(またはこれも同種?)が、中国産の鉄皮セッコク Dendrobium officinaleです。こちらは1936年記載。
2017/6/16撮影
豪華な花付きです。
3~7花をつけた花茎をバルブの各節から出します。
また2年以上前の古いバルブでも、それまでに咲かなかった節の花芽が休眠から覚めて咲くことがよくあり、経年するごとに豪華になります。

現在は花も終わって新芽が成長中です。今年はたった2本。
本当は前年のバルブ3本からそれぞれ1本ずつ出てくるはずだったのですが、1つの芽が冬越し中にダメになったらしく、減りました。
購入時から3本立ちで、頑なに毎年1本ずつだけバルブ更新してきたので、今年の2芽への減少は痛いところです。
ブログ「蘭の国から」さんにおいて、このキバナノセッコクの増殖のテクニック(矢伏せ法)が紹介されていました。
非常に有効そうな手段ですが、私としては鉢数を増やしたい訳ではないので、使うことはないかと考えていました。
できれば1鉢のまま大株にしたい、と思っていた訳なのですが、どうやら私の栽培技術+環境では過ぎた願いだったようで
2芽しかない現状では、なりふり構っていられません。
矢伏せ法によって少しでも増殖し、絶種を回避しようと考え直しています(ということを決心したばかりで、まだ行ってないのですが)。
2015年5月、伴園芸から購入。四国(高知?)産からの増殖株とのこと。

以前まで、牧野富太郎が土佐にちなんで1891年に学名記載したDendrobium tosaense(デンドロビウム・トサエンセ)として知られていました。
ところが、それより前の1830年に記載された中国産のcatenatumと同種であったとして、最近ではそちらに統合されたようです。
実際にどのような相違があるのかについて、分類の詳細は不勉強で、私にはこれ以上コメントできません。
もう一つの近縁種(またはこれも同種?)が、中国産の鉄皮セッコク Dendrobium officinaleです。こちらは1936年記載。

豪華な花付きです。
3~7花をつけた花茎をバルブの各節から出します。
また2年以上前の古いバルブでも、それまでに咲かなかった節の花芽が休眠から覚めて咲くことがよくあり、経年するごとに豪華になります。

現在は花も終わって新芽が成長中です。今年はたった2本。
本当は前年のバルブ3本からそれぞれ1本ずつ出てくるはずだったのですが、1つの芽が冬越し中にダメになったらしく、減りました。
購入時から3本立ちで、頑なに毎年1本ずつだけバルブ更新してきたので、今年の2芽への減少は痛いところです。
ブログ「蘭の国から」さんにおいて、このキバナノセッコクの増殖のテクニック(矢伏せ法)が紹介されていました。
非常に有効そうな手段ですが、私としては鉢数を増やしたい訳ではないので、使うことはないかと考えていました。
できれば1鉢のまま大株にしたい、と思っていた訳なのですが、どうやら私の栽培技術+環境では過ぎた願いだったようで
2芽しかない現状では、なりふり構っていられません。
矢伏せ法によって少しでも増殖し、絶種を回避しようと考え直しています(ということを決心したばかりで、まだ行ってないのですが)。