富貴蘭(フウラン Vanda falcata の登録品種)の三光中斑+付け変わり品種、西鶴(さいかく)です。
2017年7月にIS氏よりヤフオクを介して入手。

古典品種の西出都(にしでみやこ)から、平成の初期に変化して出たものだそうです。(栃の葉書房『伝承と進化の美 富貴蘭』参照)
2018/3/16撮影
こちらが以前育てていた西出都。葉はやや直刀ですが、西鶴のようにひねり狂うことは無く、付けも月型です。
お世話になった方に贈ったので、今はもう持っていません。

付け(葉の離層の線)は独特の山型で、大波青海の付けに少し似ています。
西鶴は、西出都のベースに大波青海と同じタイプの突然変異が入ったのでしょうか?
逆に、大波青海のベースに西出都タイプの三光中斑が入った品種もあり、神威(かむい)として知られています。
神威は希少品で、私には高級すぎて手がでません(同じ金額で、多種多様な古典品種を何十鉢も買う方が楽しいと思うけどなー)。

裏側は残念なことにド派手。そしてなぜか、付けも山型でなく一文字型~浅い月型に戻っています。
西鶴の付けの変化は、斑と連動しているようです。
想像ですが、緑色の細胞だけで大波青海タイプの変異が起こったみたいな、キメラ性の葉変わりなのでしょうか?
それによって緑色と白色の領域の成長の差が生じ、葉がひねり狂うのは原因としてあり得そうです。
だとすれば、西鶴の柄抜けの青がどうなるか、実在するならば見てみたいものです。

仔芽は中透けで出てきました。
これも斑の割合が高いためか、葉の伸びが素直になっています。
ところで、西出都系から生じる中透けは「真鶴(まなづる)」芸と総称されています。
そして各品種から出た中透けには「鶴」の文字を冠した銘がつきます。
直刀葉の銀世界(ぎんせかい)から中透けになった銀鶴(ぎんつる)、小型葉の玉錦(たまにしき)から中透けになった玉鶴(たまつる)など。
ならば、西鶴から出た中透けは何と呼ぶべきでしょう?
西鶴鶴(さいかくづる?) 鶴西鶴(つるさいかく?) 鶴鶴西(かくかくせい?)
うーん・・・どれも微妙。
7/19のベランダの日中最高39.5℃、夜間最低28.5℃。
もはや、30℃で涼しいと感じるようになってきました。
2017年7月にIS氏よりヤフオクを介して入手。

古典品種の西出都(にしでみやこ)から、平成の初期に変化して出たものだそうです。(栃の葉書房『伝承と進化の美 富貴蘭』参照)

こちらが以前育てていた西出都。葉はやや直刀ですが、西鶴のようにひねり狂うことは無く、付けも月型です。
お世話になった方に贈ったので、今はもう持っていません。

付け(葉の離層の線)は独特の山型で、大波青海の付けに少し似ています。
西鶴は、西出都のベースに大波青海と同じタイプの突然変異が入ったのでしょうか?
逆に、大波青海のベースに西出都タイプの三光中斑が入った品種もあり、神威(かむい)として知られています。
神威は希少品で、私には高級すぎて手がでません(同じ金額で、多種多様な古典品種を何十鉢も買う方が楽しいと思うけどなー)。

裏側は残念なことにド派手。そしてなぜか、付けも山型でなく一文字型~浅い月型に戻っています。
西鶴の付けの変化は、斑と連動しているようです。
想像ですが、緑色の細胞だけで大波青海タイプの変異が起こったみたいな、キメラ性の葉変わりなのでしょうか?
それによって緑色と白色の領域の成長の差が生じ、葉がひねり狂うのは原因としてあり得そうです。
だとすれば、西鶴の柄抜けの青がどうなるか、実在するならば見てみたいものです。

仔芽は中透けで出てきました。
これも斑の割合が高いためか、葉の伸びが素直になっています。
ところで、西出都系から生じる中透けは「真鶴(まなづる)」芸と総称されています。
そして各品種から出た中透けには「鶴」の文字を冠した銘がつきます。
直刀葉の銀世界(ぎんせかい)から中透けになった銀鶴(ぎんつる)、小型葉の玉錦(たまにしき)から中透けになった玉鶴(たまつる)など。
ならば、西鶴から出た中透けは何と呼ぶべきでしょう?
西鶴鶴(さいかくづる?) 鶴西鶴(つるさいかく?) 鶴鶴西(かくかくせい?)
うーん・・・どれも微妙。
7/19のベランダの日中最高39.5℃、夜間最低28.5℃。
もはや、30℃で涼しいと感じるようになってきました。