ナゴラン (Phalaenopsis japonica) です。
かつてはAerides属に分類され、独立してSedirea属になり(Aeridesの逆書き)、近年にPhalaenopsis属(コチョウラン属)に統合されました。
日本に自生する唯一かつ世界北限のコチョウラン属であり、日本海側の福井県や、島根県の隠岐島が北限だそうです。
2015年5月、中山植物園から購入。実生苗なので産地は不明。
2018/4/28撮影
淡い黄緑の地に、赤紫のストライプとスポットが入り、清楚さと華やかさをあわせもつ魅力的な花です。
中学生の時にネジバナを出発点に蘭に入りこみ、図書館で片っ端から野生蘭の本を読む中で、特にナゴランとセッコクに惹かれたのを覚えています。
(そう言えばその頃は、ナゴランと比べると地味なフウランの花には魅力を感じていなかったなあ)
しかし学生の時に買ったナゴランは割とすぐ枯らし、これは久々に入手した2代目です。今のところ4年連続開花。
以前に紹介した素心ナゴランと合わせて、大事にしていきたいです。

昨年ごろから、上で新しく出る葉ほど小さめになってきて、少し心配しています。

その原因はこの仔芽かもしれません。こっちに栄養をとられているのでしょう。
通常、ナゴランは滅多に仔芽を出さないことが知られていて、実生苗が大量生産されるまでは増殖困難でした。
栽培上手な方のブログを見ていると、たくさん仔芽を出した大株のナゴランの写真を見ることができますが、その秘訣は不明です。
初めて出たこの仔芽の成長を、興味深く見守っていきたいと思います。
かつてはAerides属に分類され、独立してSedirea属になり(Aeridesの逆書き)、近年にPhalaenopsis属(コチョウラン属)に統合されました。
日本に自生する唯一かつ世界北限のコチョウラン属であり、日本海側の福井県や、島根県の隠岐島が北限だそうです。
2015年5月、中山植物園から購入。実生苗なので産地は不明。

淡い黄緑の地に、赤紫のストライプとスポットが入り、清楚さと華やかさをあわせもつ魅力的な花です。
中学生の時にネジバナを出発点に蘭に入りこみ、図書館で片っ端から野生蘭の本を読む中で、特にナゴランとセッコクに惹かれたのを覚えています。
(そう言えばその頃は、ナゴランと比べると地味なフウランの花には魅力を感じていなかったなあ)
しかし学生の時に買ったナゴランは割とすぐ枯らし、これは久々に入手した2代目です。今のところ4年連続開花。
以前に紹介した素心ナゴランと合わせて、大事にしていきたいです。

昨年ごろから、上で新しく出る葉ほど小さめになってきて、少し心配しています。

その原因はこの仔芽かもしれません。こっちに栄養をとられているのでしょう。
通常、ナゴランは滅多に仔芽を出さないことが知られていて、実生苗が大量生産されるまでは増殖困難でした。
栽培上手な方のブログを見ていると、たくさん仔芽を出した大株のナゴランの写真を見ることができますが、その秘訣は不明です。
初めて出たこの仔芽の成長を、興味深く見守っていきたいと思います。