走るのが大大大嫌いでしたが、
小中高大と、
いつも校内では一番走ると速い人でした。
2年前、数十年ぶりに走ったら、
数百メートルしか走れず、
ゼーゼーと息が荒くなり、
心臓ドキドキで、
かなりのショックと
大きく自尊心を傷つけられました。
自分は走ると速いという幻想を、
数十年も持っていたのです。
この便利な現代、
少なからず中年以上の人には
同じような方がいるのではないでしょうか。
失ってしまった能力を取り戻すのは
かなり大変でした。
いっぱい走れば!
速く走れば!
っと思って、やっては失敗・・
今思えば、少しずつ、ゆっくりやれば
よかったのに。
何回も何年も失敗続きで、
いつまでたっても昔のようには走れませんでした。
宮古島トライアスロンを2回完走した今でも、
まだ走るのが楽しいとは思えません。
トライアスロンでは最後のランでいつも歩きます。
でも、先輩達は、走るのが楽しく、気持ちいいといいます。
じょじょに走る距離が伸びてきており、
ままなく走るのが楽しく気持ちよくなる日が来るのでは
っという予感がします。
*ist DS2