~さもあのお弁当~

毎日作ることになった、夫のお弁当

イタリア旅行 その5

2005年12月30日 | 行ってきました
サン・ピエトロ寺院

ローマ市内観光

世界一小さな独立国家バチカン市国のバチカン美術館に出かけました。
祝日なので長蛇の列ができていたけど、開館時間が早まって、運良く団体さんは早くいれてもらえました。バチカン宮殿はすべてが展示室で、ほとんどが歴代法王の所蔵品ということで、ゆっくりと見たいところだけど、すご~い人でせかされるように歩きました。
ミケランジェロの傑作『最後の審判』のあるシスティーナ礼拝堂は特にごった返していました。
祭壇の上部にある13.7×12.2mの巨大なフレスコ画は、人類の終末の瞬間が描かれているのですが、間近で見るとかなりリアルででびっくりします。大きすぎて部屋の真ん中くらいまで行かないと全体が見られないのですが、旧約聖書をもとにして描いた天井画(13×36m)をはずっと上を向いたままで、ちょっと首が疲れました。礼拝堂だけは撮影禁止になっていて警備が厳重で、ザワザワと話し声がすると警備の人が怒鳴ります。こわっ!!
サン・ピエトロ寺院を見学した後は、ローマの古代遺跡を見学。巨大なコロッセオとホォロ・ロマーノの遺跡を見学して、定番のトレヴィの泉に行きコインを後ろ向きで投げ入れて、ジェラートを食べてきました。
そして最後はスペイン広場なのですが、すご~い人、人、人でした。午後5時頃から暗くなるのですが、メインの通りは道路が見えないくらい人がいっぱいでした。
市内が車の乗り入れができないので警備は車じゃ無くて白馬なのですが、夜でも白馬は目立ってカッコよかった!!
この日の夕食はカンツォーネを聞きながら・・・・・でした。カンツォーネって何だ??
リクエストって言われてもみんなチンプンカンプンで、一緒にいたおじさんは「カチューシャ」って叫ぶ始末で・・・それは違うでしょ。
お料理はまたもやペンネが出てきたのですが、イタリアのペンネはカタイ!!家でこんなのを作ったら、一口で「もういい」って言われそう。
駆け足でまわった大忙しの一日でした。



イタリア旅行 その4

2005年12月28日 | 行ってきました
シエナのカンポ広場

天気は時々雨。風が強かったので傘が折れそうで、飛ばされないように注意しての観光となりました。
最初はシエナのドゥオモ。白い大理石でなかなかキレイ~~と思って正面を見たら、なんとプリントされたシートが張ってありました。修復中だったみたいです。
何にも描いてないシートよりはましだけど、何だか騙されてるみたいな気分。
次に世界で一番美しいと言われているカンポ広場(簡保じゃないです)
ここはレンガ色で、地形がなだらかなすり鉢状になっていてなかなかステキでした。オープンデッキでコーヒーでも飲みたかったけど、寒くてそれどころじゃありませんでした。すぐにお土産やさんに入ったのですが、ここはステキなお店が並んでて、観光地にかならずいる物売りもいなくて快適です。お土産に、会社に持っていく名物のクッキーやピノキオのお人形を買ったのですが、たくさんあったのに一つ一つ包装してくれて、ちょっと感動でした。
次はアッシジにむかったのですが、駐車場についた頃に雨がやんでくれました。
徒歩で聖フランチェスコ教会に向かったのですが、ここはジョットの傑作「聖フランチェスコの生涯」あります。
教会の壁いっぱいに描かれたフレスコ画はかなり見事でした。ローカルガイドさんが「フランチェスコ、キリストと同じ」と何度も何度も行っていたのが印象的でした。
このフレスコ画は1997年9月地震で円天井が落ちたそうですが、最近また入り口あたりの天井が崩落したそうで、一部コンクリートがむき出しになってました。
教会からさらに石畳をのぼっていくと教会が一望できて、教会の後ろにはペルージャののどかな町並がみられます。中田はこんな田舎町の・・・・

今日は1日寒かったぁ~~!!


イタリア旅行 その3

2005年12月18日 | 行ってきました
ダヴィデ像

4日目はフィレンツェ市内観光。
フィレンツェは中心部の広場や主要な通りはほとんど歩行者専用道路で、車両の乗り入れが禁止。
駐車場から先は徒歩の観光です。
まずはウフィッツィ美術館ですが、ここは建物がU字型をしているので入り口と出口は別の場所になっていて、出口は迷路です。ウシータ(出口)の表示を頼りに歩くのですが、出口にたどり着くのには一苦労でした。
イタリアの美術館はカメラ撮影はOKのところが多いなか、ここは禁止です。
目玉はボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」と「春」なのですが、暗い宗教画があるなかで、と~っても輝いて見えました。
絵画を堪能してから隣のシニョリーア広場にあるダヴィデの像(この像はレプリカ)を見に。
この広場にはたくさんの彫刻が置かれているのですが『海神ネプチュ-ンの噴水』は、最近酔っ払いが右腕を折ってしまったとかで、こんな感じになっていました。
大事な文化財を野ざらしにしておいていいのかと言う事で、物議をかもしているようです。
このあと町の中心にそびえる美しいドゥオモやサンジョバンニ洗礼堂などを見てまわっていたら、雨がふりだしてきました。
祝日なのでドゥオモは午後からしか入れなくて、雨の中を並んで待たなければいけないので、仕方なく中国人から3ユーロ(450円くらい)で傘を買いました。
聞いた話では、1ユーロで買った傘は30分しかもたないというけど、この傘は大丈夫でした。
このあとピザの斜塔を見に行ったのですが、雨で寒いのなんのって。物売りも一人もいませんでした。塔を支えるポーズをした記念写真をとって、とっとと帰ることになりました。
途中でミケランジェロ広場に立ち寄って夜景を撮って今日の観光はおしまい。雨で寒かった!!

イタリア旅行 その2

2005年12月15日 | 行ってきました
ゴンドラ
イタリア旅行3日目(ヴェネチア)
水の都ヴェネチアには水上タクシー(かなり速くて快適です)に乗って行きました。
サンマルコ広場に上陸すると、船会社のおじさんが待っていて手を差し出してくれるのですが、女性には特に親切です。
イタリアの男性は女の人が大好きだと聞いていたけど、なるほど~ってかんじでした。
タクシーを降りたら、枝分かれした細い運河を黒塗りのゴンドラで遊覧。
ゴンドラは4~6人乗りで船頭さんは一人。町の中の細い運河を巧みなパドルさばきで進んで行きます。ここは何でも船で運ぶので、生活用品や食料品ばかりでなくゴミを収集するのも船でした。
4日前に高潮の影響で冠水したとかで、1階部分はまだ水のあとがついてました。これじゃ1階には住めないかも??サンマルコ広場も水浸しだったらしいけど、ちょうど水が引いたあとだったようで、特別変わった様子はありませんでした。
あと100年位したらこの島は水没してしまうらしいけど、こんな美しい宮殿がなくなるのは・・・もったいない!!
サンマルコ寺院の周辺を見学して、ここの名産のヴェネチアガラスとレースの工房をのぞいてみました。
ヴェネチアガラスは赤いガラスがとってもキレイなので欲しかったけど見ただけ。けっこういい値段です。もちろん日本で買うよりは安いけど・・・・
代わりに?手ごろな値段の仮面を買ってきました。これはカーニバルに使われるもので、かなり妖しげで綺麗です。
ヴェニスはこじんまりとしたお土産やさんが並んでいて、華やかな仮面やガラスが、とってもきれいでした。


イタリア旅行

2005年12月14日 | 行ってきました
ドゥオモ
ミラノ市内観光(2日目)
朝起きたら、ミラノの町は霧で真っ白で何も見えません これはミラノの冬の風物詩だとか。午前中はミラノの市内観光だったけどこの霧のおかげで「サン・シーロ競技場」もの巨大な競技場もレオナルド・ダヴィンチの馬も霧の中でした。
今日の目玉のレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」のあるサンタ・マリア・ディレ・グラツィエ教会は、予約がとれなくて見られないはずだったのが直前に見られることになりました。団体観光の強みなのか?お得意様?だからかわからないけど閉館後じっくり見学させてもらって、かなり贅沢な美術鑑賞でした。ここは予約も大変らしいけど警備も厳重で、絵の劣化を防ぐためにドアも3つくぐらないと絵が見られません。びっくりでした。
この絵のために帰りの時間がかなり遅くなったけど、そのぶん市内観光の時間が増えて、普段は見られないところも見学できました。ローカルガイドさんが「日本人が入るのははじめて」とかいう教会は、天井まで壁に頭蓋骨がびっしりありました!!これは無縁仏だそうだけど、あまりの頭蓋骨の多さに見入ってしまいました。
そして本日のメインの「ドォウモ」は白大理石の巨大な建物でとつてもキレイです。夜はライトアップされるのでますますきれいだけど、大きすぎて上手く写真におさまりませんでした。
この日はサッカーの試合があるとかで、ドォウモのそばには熱狂的なファンが集まってきてました。みんな応援するチームのユニフォームを着てマフラーも3本くらい巻いて、持ってるものはすべて身につけてってかんじのハデハデ衣装でビールを飲んで騒いでました。イタリア人は明るくていいな~~!!