釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで13年が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

無症状感染者対策こそが基本

2021-01-19 19:10:45 | 社会
今朝起きるとまた少し雪が積もっていた。今日の釜石の気温の変化は、午前0時にプラス3度であったが、以後は日中も含めて、気温が下がり続ける変わった日になった。午前8時に−1度に下がり、昼の午後0時には-2.6度、夕方には-3.2度である。アフリカのアルジェリアでは10日に気温が下がり、13日には氷点下にもなっている。サハラ砂漠ではこの日に雪が降り、ラクダたちが雪の降った砂漠で休んでいたようだ。現首相の補佐は、首相と同じく周囲を脅して動かす国土交通省出身の補佐官と公安・警察出身の二人の官僚だけで、出てくる政策は、自己利益の追求と排除と罰則だけである。聞く耳を持たず、感染拡大を効果的に抑制する政策を打ち出せず、結局は経済も人の命も犠牲にしてしまっている。前政権も酷かったが、さらに酷い政権である。コロナ対策の分科会も最悪の分科会であるが、その分科会の意見すら聞こうとしないようだ。この組み合わせである限り、日本の新型コロナ対策には何ら期待が出来そうにない。巨額政府債務と言う財政に大きな問題を抱える日本で、せめても感染を早期に終息させて、経済対策に正面から取り組まねばならない時に、後手後手となる対策しか打ち出せない政権である。NHKによれば、厚生労働省はようやく医療機関と介護施設に対して、定期的に抗原検査を行い、感染者を早期に発見し集団感染を防ぐ方策を決めたようだ。抗原検査は精度がPCR検査より落ちるが、結果が早く出る利点はある。北海道旭川市の基幹病院を含めた二つの病院のクラスターは多くの犠牲者を出したが、現在、埼玉県の病院でもさらに大きなクラスターが発生している。病院の関係者は、東京新聞に対して、「初期の段階でこうした対策を取り、全職員のPCR検査をして無症状感染者を発見できていれば、ここまで感染は広がらなかったのではないか」と述べている。この病院では昨日で、感染者数は、医療従事者ら職員165人と患者148人で、このうち患者31人が死亡している。医療機関や高齢者施設での検査の必要性も昨年の春の時点ですでに分かっていたことだが、これもまたあまりにも遅過ぎる対応である。本当に多くの無駄な犠牲者を生んでいる。16日のCNNは、米国CDC疾病対策センターの研究者グループが、新型コロナウイルスの全ての感染事例の約59%で感染源が無症状者になっている可能性があるとする新たな調査結果を発表した、と伝えている。静岡県では海外に滞在歴がなく感染者との接触も確認されていない3人が英国タイプの変異ウイルスに感染していることが判明した。英国タイプの感染力の強い変異ウイルスの市中感染が明らかになった。想像はついていたが。静岡県だけで3人もいる、しかも無作為で検体の遺伝情報を解析したもので、恐らく、すでに変異ウイルスは全国に拡散しているだろう。政府だけでなく、東京都や大阪府、神奈川県などの大都市を抱える都府県も明かな知事の怠慢である。パフォーマンスだけが前面に出され、重要な感染対策や医療体制の準備を怠った。大阪府などは人口比では最悪の死亡率である。すでに昨春段階で医療危機が叫ばれており、夏の感染拡大もあった。何故に今になって慌てるのか。民間医療機関が協力しないなどと言う非難の矛先が間違った方向に向かう事態まで招いている。元産経新聞ロンドン支局長の木村正人氏の取材で、東京の医療従事者は「都内の病院では酸素吸入が必要なコロナ患者にしか入院は認められていないのが現状だ」と打ち明け、大阪の病院関係者は「今起きているのはまさに医療崩壊だ。コロナに感染してICUに入るのも、入院するのも、ホテルで療養するのも何もかも敷居が上がり、自宅療養が増えている。酸素吸入が少し必要な程度なら若い人は入院させてもらえない」と証言している。神奈川県では、また待機中の人が急変し亡くなっている。いつまでこう言うことを繰り返すのか。15日のロイター日本語版は、アングルで「昨秋までの成功で準備不足、強烈なコロナ第3波」を載せている。「昨秋まで新型コロナウイルスの感染者数を比較的低く抑えてきた。しかし、感染拡大が緩やかだったことが検査体制の拡充と病床の整備を遅らせ、十分な準備が整わないまま第3波を迎える要因になったと、公衆衛生当局の専門家や医師、専門家は指摘する。」とある。検査も「厚生労働省の開示資料によると、1日当たりのPCR検査数は約5万5000件と、能力の半分以下にとどまる。」状態のままである。米国や中国の1日100万件以上と比べると情けないほどの数字である。昨日のAFPフランス語版「La Chine confine 3 millions d’habitants supplémentaires(中国はさらに300万人の住民を閉じ込めている)」によると、中国保健省は月曜日に再び109人の新規感染者を報告し、その3分の1近くが北朝鮮と国境を接する吉林省で発生しており、そのため300万人がいるその地域を封鎖した。今日の上海発のロイターでは、今日は新たに118人の感染者が報告されたようで、そのうち106人が国内感染で、43人は吉林省で、35人は北京に隣接する河北省であった。ただし、中国が確認された症例に分類していない無症状感染者の数は91人で、前日の115人から減少した、とある。河北省は中国の中枢である北京に隣接しており、北京への感染を防ぐため、現在も河北省で約1250万人が封鎖対象となっている。Googleの今日の日本の予測では、来週1度ピークを迎えた後に、一度減少するが、来月上旬には再び増加に転じる予想となっている。来週ピーク時は1万3627人の1日の新規感染者数となっている。死者は2月14日の予測日まで増え続ける一方である。
今日の昼の雪
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