もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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議会改革調査委員会 3

2010-07-13 | Weblog

昨日は10時から、3回目の議会改革調査委員会。
みんなのぎかいから出ている大西議員が身内のご不幸で欠席のため傍聴させていただきました。

調査項目は引き続き、一問一答制の導入についてと通告制について
一問一答については、選択性で、9月議会からでもはじめようということになりましたが、その方法についてはいろいろな論議がありました。

まず反問権を認めるかどうかについて
一問一答をとりいれているところは、兵庫県内すでに14市あり、その中で反問権を導入しているのは、洲本、加西、西脇市、養父市
していないのは明石、宝塚、三田、たつの丹波、南あわじ、淡路、篠山、朝来、相生の10市
「反問権は当然認めるべきだ」という意見と、「一問一答を取り入れてみてから、そのようすをみて、反問権の導入を検討したらいいのではないか」、「反問権という言葉ではなく、「論点をわかりやすくするため、理事者側もきくことができる」などの表現にしたらどうかなど、の意見があり、持ち帰りということになりました。

また質問と答弁の席も問題になり、演題にいちいちあがって質問、答弁するのか、自席からでいいのかなどこれもさまざまな意見が出ました。

また通告制についても、質疑は通告がいらないのではないか、いややはり必要など、意見がわかれました。

それらはもう一度会派に持ち帰って検討するということになりました。

みんなのぎかいとしても、
一問一答制の導入には賛成ですので、反問権の導入をどういうかたちでするか
通告ありかたについて意見をまとめます。

午後は運営委員会で
市長から出されていた、議員の問責について調査の依頼と
政志会から出されてた、行政視察を欠席する届けの受理について
意見が出されました。

行政視察については政志会より共通の文面で欠席の届けが出されており、それについて意見が出されました。
一身上の都合で欠席なさることには反対するものではありませんが、行政視察そのもの、あるいは参加する議員を否定するような表現については再度検討をお願いしたいということで、待ちかえりとなりました。

現在調査委員会で行政視察についても、調査検討されているところであり、その場でその是非も含む意見を出し合うことが大切だと思うのですが、最初から欠席の意向のようでした。

行政視察は今日から出発しており、政志会の方は欠席されたようです。

さらに、本日の新聞折込で行政視察についての政志会の考えが配布されました。
この内容についてはまた、今後の運営委員会で協議されます。
議会は議論の場です。一方的な情報を流すのではなく、議会の中で議員同士の議論をもっと深めていただきたいと思います。

もうひとつの案件である、議員の問責については議長から、まずは本人から直接はなしを聞く場を設けたいということで、本人もなるべく早くその機会を設けていただきたいという意向であることが提案され、
23日に議員総会を開いてその場で話をきくということになりました。

わたしもこの件に関しては申し上げたいことがありますが、一方的な情報では判断を誤ることがありますので、まずは本人のお話を聞きたいと思っておりました。
3年間ほったらかしていたわけではなく、これまでサポートしていただいた方や、その再発防止のために何をすべきかを論議していかなければという方たちのためにも、真実は明らかにしていかなければならないと思っています。


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2 コメント

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唐突 (一市民)
2010-07-14 08:29:51
議会改革への取り組みご苦労様です。

よくわからないのは本会議での、一般質問で一問一答方式と現在のトータル答弁?は中身的にはどう違うのでしょうか?

昨日の広告を拝見しました。ご指摘のように行政視察の見直しの県ですが、十分な議論がなされないうちに唐突に市民に投げかけたものでしょうね。

やり方は支持している組長と良く似ている??
一問一答と一括質問答弁 (moteki)
2010-07-14 08:55:45
一問一答は、ひとつの質問に対して、一人が答えるという形を、何度でもできるということです。
今の場合、演題で一括で質問し、退席すると、質問の数だけ、答弁する理事者が答弁をし、さらに2度目も、まとめて質問をして、理事者がわがそれぞれ答えるという形になっています。
それを、とりあえず1回目は一括で質問をしてそれぞれ答弁していただき、2回目からは、ひとつの質問に対してやり取りを刷るという形になります。すでに実施している自治体では、「質問に対する答えがわかりやすくなった」『答弁内容が明確でもれがない」という意見がある反面、「感情的なやり取りの傾向がある」「時間が長くなる傾向がある」ということです。
市民にわかりやすくなるということはあると思いますので、導入していく方向で進めていますが、同時に議員も行政側も、形式的な質問ではなく、よく内容を勉強して質問答弁するという傾向になると思います。

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