もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

非核平和宣言の前に

2010-03-17 | Weblog

宣言は予定通り行われるでしょうから、その前にぜひ読んでいただきたい

今回の宣言文はこうです。

三木市非核平和都市宣言

核兵器の廃絶と世界の恒久平和は、わたしたちの永遠の願いです。
しかし、今なお、世界においては戦争があり、最大の殺戮力となる核兵器が存在し続けています。
世界唯一の被爆国として、その悲惨さを語り継いでいくことはわたしたちの責務であるとともに、核兵器のない平和な社会作りの行動を続けていかなければなりません。
被爆された皆様や戦争によって尊い命を亡くされた先人、そして多くのご遺族の深い悲しみに応えることはもとより、今を生きる全ての人の命をはじめ豊かな自然と文化を守り、核兵器のない平和な社会を永遠に引き継いでいくよう務めてまいります。
そして、核兵器の不拡散と廃絶を全世界に向け強く訴え、ここに、三木市は「非核平和都市宣言」をいたします。

平成5年に出された議会決議はこうです

非核平和宣言に関する決議

 澄み切った青空、清らかな水、豊かな緑、この美しい自然と明るい平和な暮らしを守ることは、私たちの願いである。
 このような願いに反し、世界では依然として人類同士の悲しむべき争いが絶えず、しかも地球上の全生命を滅ぼすことのできる核兵器が蓄積されてきた。
 しかし、人類の平和への切実な願いが全世界に高まり、大きなうねりとなって、ようやく戦略核兵器の縮小の兆しが見えようとしている。
 わたしたちは、このようなときにこそ戦争を、そして核兵器をなくし、世界の恒久平和を強く願うものである。
 よって、三木市議会は、ここに「非核平和宣言」を行い、憲法の平和精神に則り核兵器の廃絶を願い、永遠の平和社会を築くことを固く誓う。
 以上、決議する。
                             平成5年3月25日
                                三木市議会



  他の市町たとえば川西市はこうです

非核平和都市宣言

世界中の人々が等しく平和な暮らしを営むことは、人類共通の願いです。
 それにもかかわらず、地球上の全生命を滅ぼしてもなお余るほどの核兵器が蓄積され、世界の平和に深刻な脅威を与えています。
 わが国は世界で最初の核被爆国として、核兵器と戦争の恐ろしさを全世界に訴え、その惨禍を絶対に繰り返させてはなりません。
 私たちは先祖から受け継いできた猪名川の清流、豊かな緑、そして人類共通の財産である青く美しい地球を永遠に守り続けていくためにも、核兵器をつくらず・持たず・持ち込ませずの「非核三原則」を遵守するとともに、恐るべき核兵器の廃絶を願い、人と人とが憎しみあい傷つけあうことのない世界の創造を求めて、ここに市民の総意のもと、川西市を「非核平和都市」とすることを宣言します。

 他の市でも、たくさんの宣言が出されていますが、きりがないので、川西の例だけを出しました。

私が三木市に入れてほしいとおもっている

「市民の・・」というところ

もっと論議してほしいと思っている

憲法の精神や非核3原則のこと

そして特にこれからの若い世代に引き継ぐ決意のことばを

を、話し合いのなかで宣言文の中に入れてほしかったと思います。

結論として、今の宣言文になったのなら、みんなで大歓迎します。

しかし「,思い」をことばにするプロセスがなかったことに、残念な気持ちを表明させていただきます。

お詫び、22時45分ごろまで、川西市の文章の貼り付けが、おかしく、一部三木市の分と重複しておりました。お詫びします。