百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

こんな本を読みました

2009年04月28日 | 読書

納棺夫日記 (文春文庫) 納棺夫日記 (文春文庫)
価格:¥ 490(税込)
発売日:1996-07

映画「おくりびと」を見て、
この映画のベースになったと言われている、この本を読んでみたくなりました。

作者が「おくりびと」の映画を見て、
自分の表現したいこととはちょっと違う。。。ということで、
原作者として名を連ねることを断った。。。という話を聞きました。

確かに、映画の内容と同じ場面も描かれていますが、
この本は、また違った角度から死を見つめていて、
もっと、深い意味を感じ取ることができます。

悟りというのは、いかなる場合にも、平気で死ねる、と言うことではなくて、
いかなる場合でも、平気で生きていることだと。。。

人が死を受け入れようとした瞬間に、
何か不思議な変化が生じるのかもしれない、
それは、死と徹底的に戦い、最後に生と死が和解する。。。のだと、

死と生は、別々に考えるものではないのだと。。。

映画も面白かったけれど、
この本も、とても、心に残る1冊となりました。

私の満足度★★★★☆

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます[E:sun] (のり奴)
2009-04-29 08:39:29
おはようございます[E:sun]
今日福岡は晴天ですが、朝の間は寒く
ヒーターを入れています。
最近本を読んでいないですね[E:down]
この本は面白そうなので、読んでみたいので、買いに行ってきます。

昔は私のストレス発散が読書でした。
読んでいると、本の世界に入って嫌な事を忘れられていましたね。

今では、ガーデニングがストレス発散になっています。花植えは無心になれます[E:confident]

おっと忘れてました、[E:cat]ななちゃんからは癒されてますね。

もし宜しかったら、リンクしても良いでしょうか?
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これが『おくりびと』の原作となった本ですね。 (nihao)
2009-04-29 15:05:33
これが『おくりびと』の原作となった本ですね。
>原作者として名を連ねることを断った.........
>死と生は、別々に考えるものではないのだと........
すごく厳粛で冷静な方ですね。
話題の映画の原作ということではなく、この日記を読む価値がありそうな気がします。
私も探してきましょう。
返信する
店頭で みただけで まだ 読んで いません。 (ペコリーノ)
2009-04-29 15:41:57
店頭で みただけで まだ 読んで いません。
ますます 読みたくなりました。
返信する
★のり奴さんへ (百子)
2009-04-29 20:00:46
★のり奴さんへ
ここ名古屋も、寒いです。。。
我が家も、夜は暖房入れてますよ~。

私も、読書はストレス解消の一つです。
ホラーとか泣ける本なんかは、夢中になれて、
嫌なことも忘れられて、なかなかいいです。
本当は、猫がいたら、一番いいんですけどねー。
のり奴さんちのななちゃんみたいなかわいい猫が希望です♪

リンク、嬉しいです!
これからもどうぞよろしく!

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★nihaoさんへ (百子)
2009-04-29 20:12:42
★nihaoさんへ
いつか、自分も、死に直面する時が来ますが、
その時、死と和解できるのか、悟りを開けるのかわかりませんが、

「いかなる場合でも、平気で生きていること」と言う言葉を胸に、
限られた時間をしっかり生きられたらいいな。。。って思いました。

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★ペコリーノさんへ (百子)
2009-04-29 20:15:02
★ペコリーノさんへ
文庫本なので、自分で買えばよかったのですが、
しっかり、図書館で予約して借りました(笑)

でも、また読み返したい本は、
自分の本棚に置いておきたいですね。
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映画は原作と同じにならないから、面白かったりそ... (あきばば)
2009-04-30 22:32:37
映画は原作と同じにならないから、面白かったりそうでなかったりですよね。
返信する
★あきばばさんへ (百子)
2009-04-30 23:17:33
★あきばばさんへ
原作を越える映画は、少ないですね。。。
なので、できれば映画を観てから原作を読んだ方がいいのかも。。。

ただ、この本に関しては、
映画と本は別物って感じで、どちらも良かったです。
返信する

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