静かなブームを呼んでいる歌があるそうです。
私は、全く知らなかったのですが、
たまたま、テレビで、この歌を聴きました。
皆さんはもう、ご存知でしたか?
自分が年老いた時、ちゃんと嫌がらずに介護して欲しい、
という願望の歌ではなく、もっと深い、何か。。。
年老いた親を哀れんだり、悲しんだりするのではなく、
愛と優しさで受け止めて欲しい。。。強くあって欲しい。。。
そんな気持ちが伝わってくるのです。
とっても心にじわ~んと響く歌で、涙がポロポロこぼれてしまいました。
いつか、この歌が、支えになりそうな、そんな気がします。
いい歌に出会えたな。。。って思います。
介護仲間の間でもよく話題になる歌なのですが、介護の現実と照らし合わせるとちょっと複雑な気分になる歌のようです。
この詩の一人称で切々と老いを歌っているところ......私としては、なんともやりきれなくて辛くなります。
子どもたちに、この歌のようなことを望まないで済ませられればよいのですが.........
よく考えてみれば、確かに、美しすぎる歌ではありますね。。。
介護の現場を体験した人にとっては、そんなに甘いものではないのかもしれません。。。
ただ、この歌のような気持ちがあれば、少しは愛のある介護ができそうかな。。。なんて。
私には、もしものことがあっても介護してくれる人がいないので、
死ぬまで元気で、ポックリ逝ける様に、ただただ祈るばかりです。
平均寿命までは、まだまだたっぷりある。。。っていうのも、
ため息が出ちゃうんですけどねー。。。
わたしはごく最近この詩を知りました。
よくこういう内容のことを、自分の子どもたちに話して聞かせているので、
そんなには驚きませんでした。
詩ですから、綺麗に書いてありますが、中身はとても深いです。
生まれてきた者は、みんな等しく老いるのだから、自分の親だって例外ではないよって、いつも言っています。
他人のことなら分かるけど、自分の親のこととなると、理性を失ってしまうのですよね。漏らしたり、徘徊したり、認められないみたいです。
だから、老いるとは具体的にどういうことか、見せてあげようと思います。
それが、親に出来る最後の仕事かな。
長女は43歳の主婦の方を看ています。認知症だそうです。
年齢はあまり、関係ないかも知れませんね。
この詩を読んで、両親のことを思いました。
そうね、そうだったわね。。。
たくさんの愛情を注いでもらったわね。。。と。
今は元気いっぱいなので、もしかしたら、私の方が先にどうかなっちゃうんじゃないかと。。。
そんなことを思ったりしています。
ねじっこさんは、お子さんたちに、普段からいろいろお話されているのですね。
心構えも必要ですもんね。
私も、
どんな時がきても、それを受け入れられる強さを少しずつ蓄えていきたいです。