百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

ゾクッとするホラー小説

2008年05月27日 | 読書

レテの支流 (角川ホラー文庫)
価格:¥ 740(税込)
発売日:2004-11

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第11回ホラー小説大賞長編賞佳作

怜治は、数年前「レテ」というバンドのボーカルとして活躍し、
一世を風靡したのだが、今は落ちぶれて、何をやってもうまくいかない。
そんな時、大学で脳を研究している友人が、
記憶を消去する装置を開発中だと知り、自分の記憶を消す決意をする。

すべての記憶ではなく、「レテ」時代の栄光の2年間の記憶だけを消せば、
新しい人生をやり直せると思ったのだが、
記憶を消してからというもの、
街で、高校時代に自殺したはずのクラスメイトを見かけたり。。。と、
彼の周りで奇怪な出来事が起こるのだった。

存在するはずのない同級生が、そこにいる!
なぜ?!・・・いったいどうなっているの?!・・・と、
気になって、ページを閉じられないまま、深夜まで読みふけり、
背筋がゾクゾクする恐怖を感じながらも、
面白くて、どっぷりはまってしまいました。

これからの季節におすすめです。
暑くて寝苦しい夜にちょっと涼しくなれるかも?

コメント (2)
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