Architect's daily life

静岡県で建築設計事務所を開設している建築家の日常の出来事を掲載しています。

open house aioi-no-ie

2011-04-28 | 日常の出来事

住宅の設計監理させていただいている相生の家のopen houseのお知らせです。建物が完成してしまうと見逃されてしまうのが断熱材です。今回は、完成途中でセルロース断熱材を施工したところをお施主様のご好意により見学させていただけることになりました。セルロース断熱は断熱性能(熱伝導率0.039W/(m・k))はもちろん、耐火、防音効果、健康建材、エコ建材としても優れ、省エネルギーとしてファイバーグラスよりも20~50%効率がよいというデータを得ています。また製造過程でのエネルギー消費の少なさや二酸化炭素をはじめとする有害物質を発生させません。室内に足を踏み入れた瞬感他とは違う空気感をぜひ体験してみてください。  5月31日まで開催しています。

     


master

2011-04-13 | 日常の出来事

       

先日、突然私の建築の師匠O先生から「明日静岡に行く用事があるので会おう」とお誘いの電話がありました。今は豊橋にお住まいなのでお会いするのは6年ぶり?くらいでしょうか。ひさしぶりに刺激をいただきたく、また説教をしてもらいたいので、「はい」即答でした。まず昼飯を食べながら2時間くらい説教をいただき、その後、私が住宅設計している建設中の現場を見ていただきました。以外に駄目だしされず・・さらにその後静岡県立美術館にある喫茶店でコーヒーを飲みながら2時間くらいお話を聞きました。O先生はコーヒーを飲むならホテルのラウンジか美術館がいいと以前から言っていたのを思い出しました。そしてO先生の建築に対する姿勢は昔と変わらないものでした。建築、ものづくりには、ストーリーがあり、そのプロセスを大切にすることや口癖だった「大胆かつ繊細」でものづくりを考えることなどなつかしくもあり、私が失いかけていたものをまた思い起こさせていただき、とても有意義で貴重な時間を過ごすことができました。