さみしい女

私はさみしい女だと思う。

都合のいい男が好きだ。

会いたいときに、抱き合いたい時に、
そばにいないとだめになる。

さみしい思いをするくらいなら
もう一緒に居たくない、とすら思ってしまう。

会えない時間が2人の絆を2人の思いを育てる、
というが私にはできない。

特に、肌寒くなってくると
毎日誰かの人肌に触れていたくなる。

社会人となれば毎日彼氏と会うことなんて不可能だ。
ましてや私たちはまるで時間帯生活帯がちがう。

それでもあなたを好きだし、いとおしいと思う。
誰よりもいつもあなたに会いたいと思う。
その気持ちは確か。

でも　叶わない日は
スペアでその気持ちを埋めたくなってしまう。
誰でもいいわけじゃないが
誰か調度いい男を探してる。

そんなこと彼が知ったらどんなにか悲しむだろう。

それでもそうしていないといてもたってもいられない夜がある。

私はさみしい女だ。
私は浅はかな女だ。
こんな私を撫でてくれるあなたを裏切りたくない。

どうにか踏みとどまらなきゃ・・・！