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もんく [とある港街の住人]

人は集団の中にいると身体も頭も使わない

人間と言うのはどうにも群れたがる。
何の考えも無いとイワシのように群れを作る。

群れは隠れ蓑。
大勢の中にいる事で自分だけが何かのターゲットになるのを避けている。
大勢に参加する事で誰かがやっている事を自分がやっている事に見せている。
大勢の意見に賛同する事で自分が他人と違っていない事を確認している。
大勢と一緒に行動する事で自分で何も判断しなくて良い楽さを享受している。

簡単に言うと脳みその省エネルギー政策になっている。

人間は楽に生きたい動物だと思う。
そう言う意味では猫と実は大差ない。
猫はあまり群れにはならなそうだけれど。
できるだけ必要の無い事をしないような行動パターン、
それは同じかと思う。


うちの労働者たち、見ているとよく群れる。
自然な行動パターン、それを普通に受け入れるわけにはいかない。
そうしてしまうと仕事が進まない。
集まろうとするところ、1人づつ剥がして必要な仕事に割り当てる。
いつでもそんな風にしているわけにはいかないが。
常時見ていないといけないようでは
これまた仕事が進まない。


なので、仕事の仕方の基本。
1つの作業は1人でやる事。
重い物を持つときだけ2人や3人は許される。
仕事が終わった時には終わったと報告。
それでもやる事が無いときは座ってスタンバイしている。

人は集団の中にいると身体も頭も使わない。
群れから離れて1人でいるクセを付けるのが良いように思う。
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