時間や曜日によって違うらしいが、今日は10リンギット(250円)だった。安いからと言って古い映画を見せられるわけではなくて、ちゃんと新作物。今日はさっき調べて見たらイギリス公開が10月7日と書いてあったので、もしかしたらマレーシアの方が早いのだろうか? 不思議だ。
10リンギットが安いと感じる理由は日本よりずっと安いと言う意味意外に、海賊版DVDの値段が約8リンギットなのでそれとたいして変わらないと言う意味でもある。日本だったらツタヤでDVDを借りる値段では劇場で映画を見ることはできないのだらか全然バランスが違うのだ。そう言えば台湾も似たような値段で映画は見られたからアジア地区は映画の値段はきっとこんなものなのだろうと想像する。日本だけが高いのだろう。
この前「セカンドバージン」を見たミッドバレーのシネコンもそうだったけれど、劇場の出来は日本と比べれば決して良くは無い。暗くなればわからないのでたいした問題じゃないし従業員さんたちは親切だし汚いってわけじゃないからそれで充分だと思えた。
このUSJサミットのシネコンの面白いところは劇場に入るドアと出るドアが違うこと。入るときは劇場の後ろ側から入るようになっていて、帰りは前側のドアから出なければならない。それと映画の本編が終わったとたんにエンドロールが流れ始めたとたんにライトが点灯してしまう。それとともに3人の従業員が電気掃除機をグウィーーンと回りながら入ってきた。
今日のようなギャグ物だと良いけれど、ロマンス物などでそれだとちょっとどうなんだろうか?、と思わないでもない。
出口ドアから通路へ出ると、そこはシネコンだと思っていたのが急に金時座になってしまう。細い通路のコンクリートの壁には細めの鉄骨の柱がむき出しになっているし天井にはきっと映写室の非常口だろうと思われるドアが見えていたりどこかの壁に穴が開いたままになっている。出口通路だけはまさに昔は町に必ず1つあったポルノ映画館金時座だった。
それで、肝心の映画はどうだったかと言うと、面白かった。
それで充分でしょう?