忘れ物多発老人

2011-04-23 21:07:27 | タナカ君的日常
 僕は大人になってから67歳になる今まで、ほとんど内科的な病気では医者通いする事のない生活を送って来ました。 だから日常的に服用している薬もありません。 そんな中で、地震と津波で避難所生活を送っている老人達がTVのインタビューに「飲んでいた薬を持ち出せなかった」とか、「薬が無くて困っています」などと応える姿を見て、TVのインタビューは好んでそんな老人の姿を映しだしているのは承知の上で 「他の年寄りどもは、薬が無いと生活出来ないのかよ 困った奴らだ」などと不遜な態度で眺めたりしているのです。

 しかし、かく言う僕も以下の様な 「忘れ物多発老人」 になっています。

 バス停でバスの到着を待つ間に玄関の鍵を掛けたか確信が持てなくなって、家まで戻って施錠を確かめる。

 帽子を被って出かけたのに、どこか帽子を脱ぐ必要のある室内、例えば囲碁の対局をする公民館などで脱ぎ、帰りに持ち帰るのを忘れる。

 何かをしようと思ってひょいと立ち上がった途端に「あれっ? 俺は何をするつもりで立ち上がったんだ?」と考え込む。

 それでも今は取りあえず、日常生活をこなし、囲碁の対局を楽しんだり、友達とウオーキングに出かけたり、 こんなブログを書いたりして暮らしています。 しかし「何時まで、今の様な自立した日常生活が出来るものやら・・・」と時々は弱気な気分になったりする今日この頃です。  
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