雪の結晶 撮影現場 @ 2021

2021-01-16 11:55:34 | 雪の結晶撮影
1月12日朝 7時半頃、 朝日が照らす駐車場
 スキー場の従業員さんの車が入りはじめた。

 雪の結晶撮影の目的で降雪予報の出た草津に出掛けた1月11~12日に掛けての行動を記してみます。

 南岸低気圧接近に伴う降雪予報は日本気象協会が公開しているtenki.jp のWebサイトで入手しています。 11日の深夜から降雪が始まり、 12日の午前中まで、 そして12日の午後にも降雪が有る予報となっていた。 世の中には 「日本気象協会の天気予報は当たらない」と公言する方も居て、 僕だって100%当たるなんて想ってはいない。 でも写真撮影に出掛ける決断を下す目安にはしています。

 11日深夜からの撮影開始もあり得る、 そう考えて草津への到着を明るさがまだ残る17時を目標にして自宅を午後1時に出発しました。

 出発前の週末からは北陸道などでの交通障害が話題になる大雪が続きいていたので、 「草津地域もそれなりの積雪を見せているか?」と考えながら車を走らせたが、 中之条あたりからは本白根の山頂が見渡せる気象条件、 長野原町大津の交差点を通過しても、 路側に雪がほとんど無い状態で、 標高を上げ、 草津の道の駅の手前道路に刻まれた「草津音頭」のメロディーラインではそれが聞こえる状態で、 降雪はなかった。 路側に表示された気温はマイナス4℃ 

 夕食をいつもの宮田屋さんで済ませた後、 大滝乃湯で休憩・入浴・さらに休憩して時間を潰した。 休憩室にたむろしていた10人を越える人数の大学生グループ、 マスク着用者と使っていない人が混在し、 車座になってだべっている。 こういうグループの常で不必要に大声だす阿呆も混じっているしまつ。 そこで休憩場所を誰も居なかった「合わせ湯」の脱衣所のデッキチェアに変更しました。

 20:00 大滝乃湯を出て、 車中泊先のスキー場・駐車場に移動。 すぐに車を撮影モードにセットアップ開始した。 外回りとしては後部座席下のジャッキアップポイントにはジャッキをあてがいました。 車に乗り込んでも、 車が傾かないようにするために必須作業です。 フロントガラス部分をブルーシートでカバーしました。

 車内の後部に撮影装置をセットアップして動作確認をしました。 そこで思わぬ忘れ物に気が付いた、 背景画像一式が入ったケースを家に忘れて来てしまったのです。 色のついた背景画像を使わないと、 よっぽど美形の結晶で無い限り見られた写真にはなりません。 背景画像になるような薄いプラスチックフィルムにカラー印刷された物を入手すべく、 温泉街のバスターミナル近くのコンビニまで歩いて往復し、 袋入りのラムネ菓子を入手した。 草津の雪に掲載した画像はこのラムネ菓子袋の一部を利用して撮影しました。

 22:00 やっとすべての準備が整いました。 しかし雪は全く落ちて来ません。 深夜過ぎからの降雪に備えて、 ダブルシュラフにくるまって車中泊を開始しました。 明け方まで、 何度か目を覚ましては外の様子を覗いましたが(Top写真)降雪は無いまま夜があけました。





 仕方が無いので車の窓ガラスに張り付いて成長した樹枝状の霜を撮影してみました。


続く・・・
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