家の鍵を置き忘れた日

2016-12-15 20:36:33 | タナカ君的日常
 何時もは家の玄関ドアの鍵はズボンの左ポケットに入れてある。 昼飯を食べ終え、 午後からの公民館囲碁に出かける時には時折妻が 「貴方! 家の鍵と携帯電話持ってますか?」 などと玄関を出る僕に声を掛けることがあるのだが、 いつもは「うるせえな、 持ってるよ」 の気分を押し殺しながら 「ウン 有るよ!」と答えてズボンのポケットも確認せずに家を出る。 それで何の差し障りの無い日々が過ぎているのだが・・・

 昨日は夕方に公民館から帰宅して鍵の掛かった玄関ドアを開けようとしたら、 ポケットの中に鍵が無い事に気がついた。 妻は夕食の買い物か? 入浴代わりにスポーツジムの風呂へ入りに行ってしまったか? とにかく玄関に鍵が掛かった状態で留守みたい。 とりあえず携帯電話で妻に電話してみたが留守電状態になっているので「出来るだけ早く家に戻って・・・」とメッセージを残すしか手がなかった。

 夕方と言っても未だ明るさが残っている時間だったから5時大分前。 寒い屋外で待つのはしんどいから公民館に併設された図書館に戻って、 時間つぶしに雑誌の最新号を眺めて居た。 1時間近く経過しても妻からは何の連絡も入らない。 「携帯電話へ入れた俺のメッセージは聞いてねえんだろうな・・・」 と思いながら家の黒電話に電話してみるとすぐに電話口に出てくれた。 

 帰宅後、 すぐに鍵を探したら、 昼食後に寝そべって入って居た、 コタツの掛け布団の中に小銭と鍵が一緒になって転がっていた。

 「うーん、これからは携帯電話と同じに、 家の鍵も紐を付けてズボンから吊るして置かないと、 駄目だな」 そう想ったけれど、 24時間経過した今日になっても未だ実行していなかった。

 「これではいかん」と、 黄色い細紐を鍵に取り付けてズボンのベルトから鍵をぶら下げ、 たった今写真を撮ったところです。
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