知り過ぎない事も大事

2016-09-12 08:00:30 | 安曇野生活
 碁盤と碁石を貰ったことを以前に書いた。 碁笥の中の白石は貝殻の模様かと思わせる風合いの石も混じっているが、大半はプラスチックっぽい物だった。 その真贋を知る必要も無いのだが、 つい破壊調査で真実に迫ってみた。



 ハンマーでかち割って見たところ・・・


 重みの感触を向上させるため、 内部に金属片を埋め込んだ合成樹脂製品だった。 ガスコンロの炎を当てた特性調査では、 難燃かつ自己消化性を持つ白色のモールド材と確認出来た。 碁石メーカーの製品案内等から推定するにユリア樹脂かと思われる。

 「分厚いくて良い碁石じゃないか」 そう想って、 ありがたく使用していれば良い物を、 何も真実を知るばかりが能じゃ無いって事の典型みたいだった。 

 今年の夏の安曇野生活では 親しくさせていただいた人々の中の2名ほどの方から、 表面的な付き合いの中ではは見えて来ない個人的な悩みというか、真実の一部を教えられた事があったが、 そんな時にも「知らないほうが良かったな・・・」なんて想いを抱いた事が有ったものだ。


 
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