年号・物忘れ

2011-05-09 06:48:09 | タナカ君的日常
 旅に出る前に新聞や郵便の配達を停止してもらう手続きをとります。 昨日の日曜日に新聞屋さんは妻が、郵便局には僕が、それぞれ分担してやりました。 日曜日のこととて近所の郵便局は休日で窓口が閉まっている。 だから自転車に乗って休日も受付窓口に人のいる本局まで出かけて行ったのです。

 「配達停止手続きをお願いしたい」と伝えると、局員さんは必要な書式を渡してくれました。 提出日、住所、氏名、停止期間等の記入が必要です。 提出日欄は「平成」の年号で記入するようになっているのだが、 最近は平成XX年と記入する事がほとんど無くなったためもあって、思い出せない。 局舎の壁に年号の判る物、カレンダーでも無いかと見回したけれど見つからない。”平成__年”の場所以外は全部の記入を済ませた頃に、中年女性客が僕が書いていた書類記載台に近づいて来た。 これ幸いと「すいませんが、今年は平成なん年だったでしょう?」と聞いたら、 日にちも判らなくなった哀れな老人か? といった面持ちで「23年です」と答えてくれた。 僕の頭の中には22年くらいのイメージが有ったので、23年がにわかには信じられなかった。 それで、あらためて窓口に居た郵便局員の所に行って「今年は平成なん年でしたっけ?」と聞いてみた。 そんなやり取りは先程の女性にも聞こえてしまう。 その女性の顔には「私が信じられないなら聞くんじゃないよ! このボケが!!」と大きく書いてあった事は言うまでもありません。

 しかし使わなくなった物に対する物忘れは漢字の書きに始まって、年号にも及んできてしまいました。 「どうなる?」 >> 自分
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