お彼岸と入院見舞い

2009-03-21 23:04:56 | タナカ君的日常
 お彼岸の墓参りと、背骨の辺りの手術をして入院中の叔母さんのお見舞いとで、関越に乗って群馬県まで往復して来ました。 病床のおばさんからは「お彼岸の最中に、病院にお見舞いに来るものじゃないよ!、お墓参りをする時期なんだから...」と最初に”僕の知らない一般常識”を聞かされました。 まあ、そうは言っても、話し相手が来てくれたので退屈しのぎにはなったみたいですから、見舞いに行った甲斐はあったんじゃないかな。

 帰りすがら、妹の家に立ち寄った時の世間話、
妹 : 「あたしん所(電子部品メーカー)は4月から時給が30%カットだよ、 今まで1000円だったけど700円だってさ」
義弟 :「俺ん所も(自動車部品加工下請け)、時給が3%カットだよ」
     「兄貴のバイトが時給750円だったら悪くないよ!」 だそうです。

そして、更に鶴ヶ島の友人宅に立ち寄った時の世間話
「エーッ!、 タナカさん、まだ働くんですか? 自由に出来る時間が来る日を待っていたんでしょうに?!」

一日24時間、一年365日それを何に使うか? 現役時代は長い休みがあれば山歩きや旅行など好きな事が出来て楽しいだろうと夢見たものですが、 夫婦でアメリカ大陸横断ドライブ3週間の旅の最後では、夫婦喧嘩状態になりましたし。 浜名湖、高山、松本などを巡る一週間ほどの車中泊の旅の時には、毎日毎日「立ち寄り湯」に浸かった結果、皮膚の油っ気が抜けてガサガサ肌になってひび割れが出来て痛い目にあったし。 北海道沿岸をぐるりと巡り更に内部を縦横十文字に走破したドライブ旅行の時には、最初の内は美味いと思って食べたウニ丼、イクラ丼、海鮮丼も飽きてしまったし。 ずーっと続けて楽しさが持続する事って「意外と単純な日常と、たまに味わう非日常の中にあるのではないか?」と思い始めたりしているのですよ。

 時間が出来たらやってみたいと思うような事も、時間が無い中をやりくりして、やってみるのが一番楽しいんじゃないだろうか。
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