2008.4.30
『戦争と平和の資料館ピースあいち』が開館したのは、昨年の5月4日のことであった。あれからまもなく1年を迎える。
これまでの入館者は1万2千人に達する。1日平均約50人である。しかし、これは開館当初の極端に多い日の入館者も計算に入れての数字であり、最近では1日あたり10人前後という日が結構ある。人々の日常生活の中にある施設ではないし、特別な話題を呼ぶものでもない。いつも何か話題を提供して世に訴えないと忘れ去られてしまう。
という訳ではないが、一周年を記念して『沖縄』をテーマに特別展を行うことにした。
沖縄は、太平洋戦争の中でも唯一の地上戦が行われ、最も激しい戦闘が繰り広げられた場所である。戦没者も戦闘員、非戦闘員合わせて20万人を越え、特に非戦闘員の被害は悲惨そのものであった。
また沖縄は戦後も米軍の基地の島として、復帰後も含めて大きな犠牲が強いられたところである。米軍機の墜落、練習による銃弾被害や米軍人による殺人、強姦、強盗など悪質な犯罪の数々も枚挙にいとまがない。
また、集団自決に対する日本軍の関与にかかる教科書問題も最近の大きな話題となっている。
沖縄を単に観光地としてみるだけでなく、こうした歴史の上に立っている沖縄の現実を見てほしいという願いを込めて、昨日(29日)『沖縄展』がオープンした。
開会式では、狭い会場がおよそ80人の人達で埋まった。古田律子さんの沖縄民謡で賑やかに開幕した。
開催期間は6月29日までの二ヶ月間である。この間、いろいろなイベントも予定されている。
『戦争と平和の資料館ピースあいち』が開館したのは、昨年の5月4日のことであった。あれからまもなく1年を迎える。
これまでの入館者は1万2千人に達する。1日平均約50人である。しかし、これは開館当初の極端に多い日の入館者も計算に入れての数字であり、最近では1日あたり10人前後という日が結構ある。人々の日常生活の中にある施設ではないし、特別な話題を呼ぶものでもない。いつも何か話題を提供して世に訴えないと忘れ去られてしまう。
という訳ではないが、一周年を記念して『沖縄』をテーマに特別展を行うことにした。
沖縄は、太平洋戦争の中でも唯一の地上戦が行われ、最も激しい戦闘が繰り広げられた場所である。戦没者も戦闘員、非戦闘員合わせて20万人を越え、特に非戦闘員の被害は悲惨そのものであった。
また沖縄は戦後も米軍の基地の島として、復帰後も含めて大きな犠牲が強いられたところである。米軍機の墜落、練習による銃弾被害や米軍人による殺人、強姦、強盗など悪質な犯罪の数々も枚挙にいとまがない。
また、集団自決に対する日本軍の関与にかかる教科書問題も最近の大きな話題となっている。
沖縄を単に観光地としてみるだけでなく、こうした歴史の上に立っている沖縄の現実を見てほしいという願いを込めて、昨日(29日)『沖縄展』がオープンした。
開会式では、狭い会場がおよそ80人の人達で埋まった。古田律子さんの沖縄民謡で賑やかに開幕した。
開催期間は6月29日までの二ヶ月間である。この間、いろいろなイベントも予定されている。
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