名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

米大統領選挙 オバマ氏再選

2012-11-07 21:34:32 | Weblog
2012.11.7(水)
 米大統領選は11月6日、各地で投票が行われ開票の結果、民主党のバラク・オバマ氏(51)が、共和党のミット・ロムニー氏(65)を下して再選を果たした。
 選挙は、各州に割り当てられた大統領選挙人538人の過半数の270に達した方が勝利する。
 メディアの開票速報によると、オバマ氏は地盤州を順当に制したほか、激戦7州のうち中西部のオハイオ、アイオワ、ウィスコンシン三州と東部ニューハンプシャー州を制し、日本時間7日午後1時45分現在の獲得選挙人数は、オバマ氏274人、ロムニー氏201人となり、オバマ氏の当選が確定した。
 オバマ氏は4年前の選挙でチエンジ(変革)を訴え、フィーバーを巻き起こして大勝したが、景気・雇用で足踏みして苦戦を強いられた。
 オバマ氏は、2009年4月5日、プラハで「米国は核兵器のない世界を目指して具体的な方策を取る」と演説した。この一言でオバマ氏はノーベル平和賞を受賞して世界を驚かせた。しかし、具体的な核兵器廃絶の進展は見られないままである。オバマ氏も世界に期待を膨らませたが、この面での「変革」は進まなかった。
 この変革の勢いが日本の政局にも影響を及ぼし、2009年の総選挙で民主党が「政権交代」を果たしたことは記憶に新しい。しかし、こちらは国民の期待が大きかった反面、マニフェスト破綻の失望も大きく民主党への支持はいまや見る影もなくなった。
 今後、オバマ氏は米国の景気・雇用政策に何処まで息を吹き込めるか、「公平な社会」の実現は達成できるのか、今後の4年間が試される。