雑記(退避所)

個人的雑感と個人的に気になる主に特定地方だったり公共交通だったりするニュースをやる気なく記載(予定)。

フセインさんのその後

2006-11-08 22:33:41 | 時事
数日前にイラクのサダム・フセインさんに「人道上の罪」において有罪・死刑判決がでたとのニュースがでておりましたが、あちこちの報道なんかを見ている限り、『暗殺計画が発覚した地域の多くの住民を殺すよう指示した』のはご本人が認めているようですね。争点は法的にアリかナシかとゆーことだったようです。

まあ、人道的とゆー観点で見れば、フツーはナシだと判断されるんじゃないかとは思いますが。
ヤられる前にヤるとゆー予防かつ報復的なモノだったとして、100歩譲ってソレが妥当な行為だったと仮定してもですね、人数が全く釣り合っていないように思うのですが…。

で、判決の妥当性とか云々はさておき、一番気になるのは裁かれる側に肩入れしがちな人々が、不公平だと思うような裁判による判決だったようだとゆーところです。

このまま刑が執行されてしまったら、後々の禍根になるように思えるのですが…当初の思惑と報道されてたラインからはだいぶん離れたシナリオを予想できてしまうのですが…うっかりすると一部で『英雄』として祭り上げられ、結果として本来の被害者の関係者が苦々しい思いをするような気がしないでもないのですが…。

今ならまだやりなおせなくはないんでしょうけどね、シーア派とクルド人とアメリカ主導とスンニ派の人に思わせないような構成にしなおして、もっぺん裁判…オトナの事情的にはきっと無理なのだろうとは思うのですが…あああ。


イラクに対する一連の流れは、モウレツに裏目裏目に出てるような気がしてならないんですが(アメリカに限らず)。

天に神があるなら間違うこともあるし、天に神がないなら人は天に助けられたりはしない、とゆーような言葉をどこかで見た記憶があるのですが(確か十二国記だったような)、ヒトは自らで自らを助けるしかないんだよねそうなんだよね、でもねえ…(遠い目)。




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