社長ブログ

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年末賞与面談

2021-12-07 08:33:16 | Weblog

大隅です

昨日は、年末の冬季賞与支給日。

いつものように、社員一人ひとりと面談しました。いろんな話をします

私の会社の賞与支給は、夏季・冬季・決算と基本年3回。

もちろん、業績によって支給額は変わります。

 

実は3年前に神奈川県の経営者が書かれた本を読みました。

その本の中に書いていたある一節に目が釘づけになりました。

「手取りで帯が付いたまんまでの100万円の賞与を、大切な社員に支給したいという夢を実行した。

その時の社員のびっくりしながらも喜んでくれた顔を、今でも忘れられない」と書かれていました。

手取りで100万円と言うことは、社会保険料の会社負担分も含めると、総支給額約150万円 それ掛ける人数分

1回の賞与でそれだけの支給をするというのは、中小企業ではなかなか大きな出費で、大きな決断が必要だ

それでも、社員を家族と思っている私としては、近いうちに実現させると決意しました

あとは支給する時期をいつにするかのタイミングが問題でした。

 

私の会社は、20代30代の若手社員が多いのですが、今年の1月と2月に2人の20代社員が、相次いで退職しました。

理由は、もっといい給料の会社に行きますとのこと 本当の理由かどうかはわかりませんが

若い社員が、高い報酬を求めて会社で仕事をするのは大切なこと。

そこに対し、しっかり利益を上げて、社員の思いに報いる経営をするのが、経営者の務め。

少しでも高い給料をもらえる会社に転職しようかなと、心揺れることもあるのも当然。

しかし、「お金」を価値観の最優先に会社選びをする社員は、家族とは思い難いというのも私の考え。

とは言っても、大切に育てた社員が離職することは、とても残念な出来事です

社員が減ると、残った社員の負担が当然増えます。

仕事量や目標数値を落とさず、計画通りに進めて行くにはとても大変ですが、誰ひとり文句や愚痴を一切言わない。

夏場は地獄のような暑い作業場でも、黙々と会社のために仕事に励んでくれる

そんな彼等の姿を見た時、私は決断しました

 

私に取っては当たり前のことですが、「量」より「質」の高い経営を目指しています。

去年コロナが発生した直後の前期期首4・5月の2か月で大幅赤字での出発でした

そんな状況下では、もちろん会社からの賞与など出せませんが、会社の業績や私の心情を正直に手紙に書き綴り、

私個人のお金から寸志として出すことを決め、社員に「夏季寸志」として手渡しました

結果は、期首2か月大赤字を出したものの、V字回復して黒字決算で前期は終えることができました。

社員の頑張りのお陰ではありますが、同時に私の想いも社員達に伝わったからではと、その時感じました。

 

賞与と言うのは、業績に連動して出すものだとは思っています。

しかしそれは利益という「量」に対してのもの。

でも本当は、社員の仕事への取組む姿勢や熱意 会社への想いといった「質」に対して支給すべきではとも思っています。

実は去年、身銭を切って社員に寸志を渡した時の話を、とある場所でした時に、ある方から、

「大隅さん、自分のお金を出したの それは良くないと思うよ。業績が悪くても社長が自分のお金を出してでも

何とかしてもらえると思い、社員が勘違いする。賞与は利益が出てこそ出すもの。私ならやらない」そう言われました。

間違ったことをしてしまったのかなと一瞬考えました

でも、自分のしたことは決して間違いではないんだと、自分自身の行動と考えを信じました

 

業績が良くて利益が計画通り、若しくはそれ以上に出た時に奮発するのは誰でもできる。

経営者と言うのは本来、働いてくれている社員の人間性や本質に対して支給しなければならないのでは

もちろんそれには支給できるだけの財務体質が必要であることは言うまでもない。言わば資金の準備力。

私の経営の目的は利益ではなく、社員を幸せにすることがすべて

その理念に基づいての行動を、これからもブレることなく大切にしていきたいと思います

大切な社員への想いは、山よりも高く海よりも深い のである

 

PS : 夕べも社員のお嫁さんから、いつものように私の妻にお礼の電話が入る

うれしそうに楽しそうに長話をしている。年に数回しかないその瞬間が、たまらなく楽しみらしい

そんな妻の姿を見れるのも私の喜びのひとつであるそんな舞台を用意してくれるのも社員達である。

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