社長ブログ

中古トラック・中古トラックパーツ販売の(株)大隅自動車商会です。
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感動

2016-05-23 15:29:35 | Weblog

大隅です。

今朝の全体朝礼でスピーチの番が回って来ました。

「感動」というテーマです。

以下が私が話した内容です。

 

 感動とは、「ある物事に深く感銘を受けて、強く心を動かされること」という意味だそうです。

 私がここ最近一番感動したことは、ネッツトヨタ南国の元社長の横田英毅さんの本を読んだ時です。

こんな会社にしたい。こんな社長になりたい。そう強く思いました。

がしかし、それは数年前の話です。

 今日お話しすることは、最近の出来事で、私も同じ様な体験をしたいなと感じたことを、

皆さんに伝えたいなと思います。

 

 ひとつ目は、先週の木曜日に天皇皇后両陛下が、被災地熊本に出向かれた時のことです。

体育館や仮設住宅にいる被災者に心優しい言葉を掛けられ、励まされている様子を見て、

涙が出ました。

明仁天皇は83才、皇后陛下みちこ様は82才だそうです。

お二人共かなり高齢です。私の父大隅会長よりも更に3才も年上です。

しかも、東京から飛行機で熊本に入り、被災地2ヶ所を訪れるためにヘリで移動し、日帰りで

東京に帰るという強行スケジュールでした。

 もし、私が被災して、天皇陛下が励ましに来てくれたら感動して涙が溢れんばかりだったでしょう。

他人に勇気と希望を与えるということができる存在というのは、誰もができそうでできません。

要は、人に大きな影響を与えることができるだけの大きな人間にならなければできないということ。

感動を与えてもらうより与えられる人間になりたいと、天皇皇后両陛下の優しさに触れ、

強く思いました。

 

 もうひとつは、先日の阪神対中日戦での出来事です。

9回の裏だったか延長何回の裏だったか忘れましたが、同点で1アウト満塁、バッター原口。

1-3からの5球目を打ち返し、サヨナラ勝ち。

ホームインして金本監督と抱き合っている姿を見て、またまた涙が出てきました。

チームもファンもスタジアム全体がひとつになって、勝利を喜び合う光景。感動ですね。

ヒーローインタビューで原口選手は、1-3からフォアボールを選ぶつもりはなく、強い気持ちで

必死のパッチで打ち返して決めてやろうと思っていたとコメントしていました。

勝てばいいではなく、勝ち方にもこだわるのが本当のプロであり、それができる選手に魅力を

感じます。

 

 原口選手と金本監督が抱き合っている姿を見て涙を流しながら、ずいぶん前の話ですが、

オークションに出品した車が爆裂して、めちゃくちゃ儲かって、その日はライブ観戦で会社に

いた私が、オークションから帰ってきた常務と抱き合って喜んだことを思い出しました。

「常務、覚えていますか?」

儲かるかどうかわからない、一か八かの車を買ってきて、まさかの金額で売れたと記憶しています。

 

 まさに、そういった感動を他の社員全員とも味わいたい。喜び合いたい。

 プロ野球のチームがリーグ優勝を成し遂げた瞬間、グラウンドに全選手が集まり、抱き合っている姿

を見るたびに私は、この会社の全社員と同じような体験をしたいなと、いつも思っています。

それが私の思い描いている夢です。

 被災した人や苦しんでいる人、また先日セブ島に行って目にした貧しい生活をしている人に対して、

なにか役に立ちたい。最近そういう思いが強くなっています。

そして私は最近、何かに出くわすとすぐ泣いてしまいます。

歳を取ってきたせいなのか、涙もろくなってきました。

感動、ありがとう

 

以上です。長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

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またもや

2016-05-23 11:49:10 | Weblog

大隅です

先月、同業者さんの息子さんが新社長に就任しましたという案内が届きました。

いつもの様に直近の大安(4月27日)の午前中にお花が届く様、手配しました。

その会社は支店もあり、社員さんもたくさんおられる大きな会社です。

以前、その会社に訪問させてもらった時には、当時の社長(現会長)さんには、

大変お世話になりました。

とても気がつく方で、お手本にしたいなと思った方でした。

またその会社の営業課長さんも部品の会で一緒に活動させてもらっていますが、

この方もよく気が付き、行動力や人間性すべてに於いて素晴らしい方です。

会長や営業課長さんがこれだけ凄い人なので、社長さんはもっと凄い人なのか

ただ、新社長とはあまり面識がなく、どんな方なのかなと非常に興味があります。

お花が着いたら電話を頂けて、新社長とお話できる機会があるだろうと期待していました。

「会社のトップになり、身の引き締まる想いです」とか、「先輩社長として良きアドバイスをお願いします」

とか、「あまり面識もない私に素敵なお花をありがとうございます。とてもうれしいです」

といった言葉のひとつでも聞かせてもらえると、贈った甲斐があるというものです。

こちらも、「お互い会社の社長として、共により良い会社目指して頑張りましょう」

と言った会話ができればと思っている訳です。

 

なのに・・・

この方も未だに連絡がありません・・・

 

先週の木曜日に業界の会があり、その会社の営業課長さんから、「当日は新社長が出席します」と

聞いていたので、その時にでもお礼を言うつもりなのかなと思っていました。

当日、新社長は来られておりました。

一瞬私とも目が合いましたが、気が付いておられない様子でした。

こちらもわざわざ「〇〇自動車さんですか?」と声を掛けずにその場を去りました。

 お花を届けて4週間経った今朝、先方からお礼の品と上記のお手紙を頂きました。

金色の背景に桜のイラストが浮かび上がった立派な便箋と封筒です。

書面ででも返事は来たのはいいのですが、電話の1本ぐらいできないものかなと思ってしまいます。

ちなみに、私はお礼の品と手紙が届いた時点で、すぐに「新社長様宛て」にお礼の電話を入れました。

しかし、新社長は来客中とのことで、折り返しの電話を期待しましたが、やはりありません。

 

普通は、お花が着いた時にすぐにお礼の電話を入れ、感謝の気持ちを伝えるのがマナーです。

以前にも同じ様な「新社長」がいたので、そんな気配りすらできない人が社長になって本当に

大丈夫なのかと心配する内容のブログを書き綴りましたが、この人への印象も然りです。

たくさんの方からお祝いのお花が届いてるとは思いますが、新社長にとっては、私からのお花は、

「その内のひとつ」ぐらいにしか思われていないのだと思います。

 

5月2日に親しい同業者の社長にも聞くと、「私もお花を贈りましたが、連絡はないですよ。

って言うか、最近はお礼を言ってこない社長はごろごろしていますよ。普通じゃないですか」

と言われました。

私はその社長に、「じゃあ、お誕生日にお花をもらってもお礼言わないですか 

しかも社長就任となると誕生日の数倍するお花を贈っているんですよ」と問い直しました。

その社長は、「そう言われると、大隅さんの言うとおりですね」との答え。

 

お礼を言って欲しいから贈っている訳ではなく、

どんなコメントをもらえるのか生の声が聞けるのが楽しみなのです。

社長というのは、物を売ったり買ったり儲けたりすることに長けている人よりも、

お世話になっている人や社員に対して思いやりや、気配り・目配り・心配りのできる人でなければなりません。

もらった手紙もとても素敵で立派なものですが、もうすでに桜の季節も終わっています。

お花を贈ったのは4月27日、今日はもう5月23日です。 ほぼ1ヶ月経過しました。

 

 

 

 

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