大きな樹の下で。

大きな樹のようなヒトになりたい。
みんなの憩いの場となる樹のような、
心の広い、
でっかいヒトに。

地下鉄にて。

2005-10-21 23:14:53 | Weblog
地下鉄にて

姑らしきおばあさんと、嫁らしき中年女性が近くに居ました
おばあさんは椅子に座っていて、
嫁はつり革をもって、おばあさんと対面して立っていました

「言ったでしょねぇ、同じこと、この前も言ったよね

内容は掴めなかったけど、
なにやら、すごい上から物を言う感じでした、嫁。
終始、おばあさんを威圧する感じでした。

そのしゃべり方は、
どこか重みというか、
鉛のようなものを連想させるような声でした。
色で言ったら、どんよりした青
そんな感じの声でした

おばあさんは
すごい萎縮していて
様子を伺うように、
ちらちら顔を上げる程度でした


なんか、
すごい、腹が立った


家庭にどんな事情があんのか、知らないけどさ
でも、
横に居てすげーつらかった…


学習指導要領

2005-10-21 09:11:37 | Weblog
中学校の国語の学習指導要領について検討し
中学校では、どのような国語力を身につけさせるべきなのかってことを
今、セミナーで考えてます

中学校の学習指導要領、「国語」で掲げている目標は…

『国語を適切に表現し、正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるととも に、思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め国語を 尊重する態度を育てる。』

最後の方の、「国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる」
ってあたりは、
指導要領を読みすすめていっても、いまいちよくわからんかったです

んまぁ、学年ごとに指導要領は違ってて(1学年と、2・3学年)、
一緒にまとめて物申しては、いかんのかもしれんけど、

・適切に表現する力
・正確に理解する力
・伝え合う力
・思考力
・想像力
・豊かな言語感覚

コレだけ言われても、あんまピンと来ないけど、
うーん、そう、
繰り返し強調されてたのは
効果的」、「論理的
といったコトでした

語彙のテストとか、漢字テストとか、
あったじゃないですか
コトバの意味をたくさん知って語彙力を増やすってことは、
相手の話を理解するときや、
文章を読んで理解するとき
相手に『効果的』に自分の言いたいことを表現したいときに
役に立つってわけですわ
ほら、抽象的な概念で話されたって、
ことわざ使われたって、理解できなきゃわからんし
知っていたら、表現力が広がるじゃん

接続詞の挿入問題要約問題とかも、
論理的な文章の理解や、相手の話を順序だてて聞いて理解するとき
また、もちろん自分が論理的に相手にたいしてや文章で、
言いたいことを組み立てる力につながっていくんです

言われてみると、
「あ~、だから、あーゆー授業したんだ。」
「あ~ゆ~テストだったんだ~
といった風にけっこううれしいです、なんとなく



ただ、
中学校にどれだけの国語力、どんな国語力を要求するかは
また別問題で、それを考え出すとなかなか考えがまとまらない

義務教育は中学までだし、
思うに、
中学でて働くのに必要な力は育てられる指導要領であるべき
んで、
やっぱ論理力とか、効果的に表現する力がないと、
就職したときに上司の言うことが正確に理解できないし
伝えることがあっても適切に表現できないかもしれない


でも実際…
テストできなくて授業まともに受けずに中卒で働いてる子は、
ふつーにちゃんと稼いでるじゃないですか
…うーん、そこまで要求しなくても…

いやいや、そいつぁどーだろう
テストはおそらくいい点をとり、
授業を真面目に受けていたであろう、出来る子が多い進学校で
小論文を書いたら、けっこうヒドイんじゃないかな~なんて
勝手に思ってるけど…どうなんでしょ
中学での指導要領がテストや授業に反映されてると仮定したとき、
もし、されてるなら、もーちょっと論理力とか表現力がついてても
え~んちゃうとか思ってしまう
じゃぁ、やっぱ、指導要領の見直しや、
そもそも反映されてんのって話になってくるんですわ

中学校って、
学習において生徒はほんとうにピンからキリまでだし
どこにあわせて指導要領をつくるかは難しいとこなんでしょう


むー