大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「大雨被害乗り越え 朝倉柿出荷!

2023年09月20日 05時22分26秒 | 日記

 「朝倉市で特産の柿の出荷が始まった」そうです。「7月上旬の大雨で被害を受けた農家もあるが、助け合って収穫にこぎつけた。実は小さめでも、甘みがぎゅっと詰まっていると」とのことです。
 出荷されるのは「西村早生(わせ)という品種。女性たちが一つひとつ点検し、機械を通して箱詰めした。この後は早秋、太秋(たいしゅう)、秋王、富有柿などと種類を変えながら2月まで出荷を続ける」とのことです。
 7月上旬の大雨では「JA柿部会342人のうち約60人が被害を受け」られたそうで、支援ボランティア団体に連絡しても「別の地域で手いっぱいだと断られた」こともあったそうですが、「松末地区の井上敏朗さんの柿園には」、「JA柿部会の仲間たちが15人ほど3日間訪れ、木の周りの土砂を取り除いてくれた」そうです。「正直やめようかと思っていたけど、また頑張ろうかと」話されています。本当に大変でしたね。
 「7月の大雨から一転して8月は雨が少なめで、小ぶりの実が多い。『その分、お日様がよく照ったので、味はいいです』と石井豊副部会長(66)は話」されています。〜ぜひ食べたいです。
(下:2023年9月12日 朝日新聞−渡辺純子「大雨乗り越え 柿出荷 朝倉」より)


テヘランで中村哲さんの話

2023年09月19日 05時22分40秒 | 日記

 朝日新聞の特派員がイラン・テヘランより、中村哲医師の功績を感じる話を伝えられています。
 「近所の精肉店で、肉をさばいてくれる30代の男性店員と顔なじみになった。ある時、私が自分のことを日本人だと話すと、まっすぐに私を見つめて『中村さんのことは申し訳なかった』と言った」そうです。「アフガニスタンで井戸や用水路を作り続け、4年前凶弾に倒れた医師、中村哲さんのことだ」ったそうです。〜なんでイラン・テヘランで?!
 「男性は、紛争などの影響でイランに移り住んだアフガン難民の一人だった。北東部の村に生まれ、家庭の経済的事情から20歳で軍に入った。イスラム主義勢力のタリバンと戦ったが、2年前にタリバンが首都を占拠。逮捕されることを恐れ、密輸業者の助けで隣国イランに逃れた」そうなんです。〜イランが隣国とは知りませんでした。
 「男性が中村さんの存在を知ったのは、その死がアフガン国内で報じられてからだ。大国の介入と紛争が繰り返されてきた自国の歴史を踏まえ、私に言った。『外国人は外貨と銃を持ち込んだ。中村さんはパンと真心を持ってきてくれた』」
 「自国の利害と関係なく、人々のために尽くす支援。その大切さを改めて胸に刻んだ」とありました。〜中村哲医師の活動がアフガンの青年の心に届き、イランでも生き続けていると教えていただきました。
(下:2023年9月12日 朝日新聞−テヘラン・佐藤達弥「中村哲さんがくれたもの」より)


お年寄りのスマホ教室

2023年09月18日 05時22分16秒 | 日記

 今日は敬老の日で祝日です。

「日本のデジタル化のため、お年寄りのスマートフォン取得は大きな課題だ。大分県の中山間地では、住民だけでなく地域の大学生も〈サポーター)になり、先生役と生徒役が1対1になる〈1on1(ワンオンワン)〉のスマホ教室を開いて効果を上げている」とのことです。〜新聞に取り上げられている豊後大野市清川町のお年寄りとは87歳、95歳の方々です。先生役〈サポーター〉は33歳会社員の方や社会福祉を学ぶ学生21歳、20歳の方々です。年齢差がすごいですがうまくいってるそうで、良いですね。
「1月に近所で開かれたスマホ教室に参加したのを機に、LINEを使うようにになり、今では登録した〈友だち〉11人とやりとりするように。なかでも、近所に住む仲良しとは、毎日のようにやりとり」されてるそうです。「『犬の散歩はもう行った?』『今日はカーテン開いてないよ』といったたわいないメッセージを気軽に交換することで、見守り合っている」とのことです。
 「清川町で〈スマホ教室〉が開かれるきっかけになったのが、住民による支え合いを目的にした町民有志の〈まちづくり仕掛人会〉が、昨年10月に記名式で行った【生活実態調査】だ」ったそうです。
 「スマホ教室の講師役での参加者が口をそろえるのが、先生と生徒が〈1対1〉になる時間を設けることの大切さ」だったそうです。「お年寄りがスマホを使う目的や困り事は人によって違う」、「習熟度に差がある」といった理由のほか、「1対1だと、スマホで撮った写真を見せ合いながら家族や生活ぶりについて自然に会話できるメリットがある」と効果も挙げられています。
 学生のサポーターからは「『自分もスマホを使いこなせているわけでもないのに、何を教えられるか』という不安があった。だが〈文字の打ち方〉など自分たちにとっては当たり前の基本から教えればいいこと、離れて住む家族らとビデオ通話するニーズが高いことがよくわかった」と話されています。
 「〈誰一人取り残されないデジタル社会の実現〉を掲げる政府は昨年度から〈デジタル推進委員〉の募集を始め」、「これまで3万4千人が任命されて」るそうです。「謝金などはないが、任命状とオープンバッジ(電子的な画像によるバッジ)が付与される」そうです。〜謝金は出して良いのでは?スマホ会社が払って良いのでは?
(下:2023年9月10日 朝日新聞〈Reライフ〉欄−浜田陽太郎「スマホ教室〈1対1〉でぐんぐん 大分 地域の取り組み 95才がLINE習得 ご近所と連絡 住民や学生が講師役 写真見せ合い交流」より)


鹿児島銀行の走るATM車

2023年09月17日 05時22分07秒 | 日記

 「鹿児島銀行(鹿児島市)は(8月)31日、鹿児島県内全18の大里店を閉鎖する」そうです。〜えーっつ!働いていた人たちはどうなるのでしょうか?利用者には不便になると思います。
 「代わりに、現金自動預払機(ATM)をワゴン車に載せた【移動ATM車】=写真=を運行すると発表した。」〜確かにすごいアイディアですね。でも鹿児島銀行だけ?せっかくなら郵便局も、コンビニも一緒に来てほしいですよね。
 ところが、「時期は未定」とのことです。でも「週4日、過疎地の多い大隅半島を中心に走る予定」だそうです。
 「移動ATM車は2018年、災害など緊急時の事業継続にそなえて1台を導入。20年7月の熊本豪雨の際は、同じ九州フィナンシャルグループ・肥後銀行(熊本市)の応援のため熊本県人吉市に派遣、臨時休業した店舗の代わりに活躍した」とのことです。〜ホー!
 「今後は日常的に高齢者らの利便性を守る〈走るATM〉として、地域で重宝されそうだ」とあって、期待いっぱいです。
(下:2023年9月1日 西日本新聞〈超短波〉欄−内田完爾より)


有明高専、半導体回路設計の出前授業

2023年09月16日 05時22分03秒 | 日記

 「半導体の研究開発に若いうちから興味をもってもらおうと、有明高専(福岡県大牟田市)が小中高校などへの出前授業に力を入れている」と紹介されています。
 「九州は(半導体の)生産工場の多さとは対照的に、回路設計などの開発拠点は少なく、域外に頼ってきた経緯から『頭脳なきシリコンアイランド』とも揶揄(やゆ)された」そうなんです。〜えーっつそうなの?!
 新聞では、「有明高専で半導体の設計分野などを専門とする教員たちが、3月、大牟田市の明光学園中」で教えられた〈塗り絵〉を使った授業が紹介されています。
「この設計の基礎を学ぶ塗り絵キットを考案したのは、有明高専の石川洋平准教授」、「キットはシンプルだが、実際に手を動かして回路設計の仕組みを感覚的に理解できる工夫が凝らされている」そうです。
 「出前授業は昨年12月以降、福岡、佐賀、熊本3県の小中高校などで実施」されてるそうで、「これまでに社会人を含め1600人以上が受け」られてるそうです。
 「石川准教授は『子どもたちに夢を与える環境を提供したい』と意気込」み話されています。=写真=
 「産学官組織〈九州半導体人材育成等コンソーシアム〉の調査結果によると、九州の半導体産業は今後10年間で年間千人程度の人材不足が見込まれる」とのことです。
「〈九州半導体・エレクトロニクスイノベーション協議会〉(福岡市)によると、九州で回路設計に携わる企業は30〜40社を数える。専門家は『産業が根付くには研究開発から地元で担う態勢が必要』と強調」、「九州では設計の企業数が『最低100社』になることが理想と訴」られてるそうです。
(下:2023年9月9日 西日本新聞−横田理美「回路設計楽しく学んで 有明高専が出前授業 塗り絵やゲームで開発人材育成 『頭脳なきシリコンアイランド』弱点返上へ」より)