大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

《都市鉱山リサイクル事業》拡大

2019年02月16日 05時08分10秒 | 日記
 「鉄鋼関連企業のアステック入江(北九州市)が、使用済みの電子機器などから貴金属やレアメタル(稀少金属)を取り出す《都市鉱山リサクル事業》を拡大」しているそうです。基板とICチップを分離する設備を1月に増強し、基板の処理能力を月間約30トンに倍増させた」そうなんです。「アステックは<鉄冷え>が深刻化した1980年代、金属加工に使う塩化鉄液リサイクル事業に着手」、「塩化鉄液が銅やニッケルは溶かすが金は溶けない性質に着目し、基板から金を採取する技術を確立」、「都市鉱山リサイクル事業は2014年に本格化」したそうです。30年を超える過程があったんですね。
「取り出した金は北九州マラソンのメダルに使われるほか、東京五輪-パラリンピックのメダルを試作したことで注目を集め、京都市の京都マラソンや祇園際の装飾品にも採用されるなど、用途が拡大。」「金などを取り出すだけでなく、再生過程で用いる塩化鉄液や鉄粉を全て再利用する《オールリサイクル》にも取り組んでいる」とのことです。社長の高橋さんは「リサイクル技術は国内外で需要が伸びる。今後も技術面や活用方法で挑戦を続けていきたい」と話されています。都市鉱山リサイクル技術に金メダル!ですね。
(下:2019年2月9日西日本新聞-下村ゆかり「都市鉱山の<採掘力>増強 北九州のアステック入江 独自技術 処理能力倍に」より)