大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「沖ノ島世界遺産」の全資産登録に向け、各トップ会談

2017年05月23日 06時02分27秒 | 日記
世界遺産登録申請中の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産8件のうち4資産が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)に除外勧告を受けた問題について、各関係のトップが15日に会談し、「当初通りの8資産で世界文化遺産登録を』目指す方針を確認」したそうです。
8構成資産のうちイコモスが「登録」勧告したのは「沖ノ島」と付随する3つの岩礁で、除外された4資産は宗像市の大島にある沖津宮遥拝所と中津宮、本土の宗像大社辺津宮、福津市にある新原・奴山古墳群です。
関係トップとは、「小川洋知県知事、谷井博美・宗像市長、原崎智仁・福津市長、葦津敬之・宗像大社宮司の4者」です。
「(イコモスの)勧告内容の分析をふまえて、8資産すべての価値を理解してもらうような説明の仕方を関係者でまとめていくことや、早く国に要望する意向を示し」ました。
「神社は日本独特のもの。理解を深めてもらう色々な策が必要かと思う」といった「道のりの険しさもにじんだ」話も、あったそうです。
大牟田の世界遺産が登録される時、いろんな問題が噴出し、険しい道のりが続きました。その道のりで市民も地元の資産を世界の視点から見つめ、その価値を再把握していったと思います。
福岡県に2つ目の世界遺産が生まれる!チャンスを絶対逃さないで!
(下:2017年5月16日西日本新聞・石田一光・安斎耕一「全資産登録へ努力 沖ノ島世界遺産 知事ら4者方針」より)