「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

リニア中央新幹線計画の「明かり区間」は何のためにあるのか?

2015年01月30日 07時24分03秒 | 日記
 おはようございます。
 リニア中央新幹線計画では明かり区間では、「防音防災フード」で覆えば「微気圧波・低周波音」などの騒音を低減できるとしていますが、計画では各所の明かり区間に「防音壁区間」という事で、「防音防災フード」で覆わないところがあります。
 そして「住宅対策」などと称して、「二重窓」にしないと基準値がクリァーできない場合があるということです。現実に山梨実験線でも住宅の二重窓化が施されているそうです。
 明かり区間を「防音防災フード」で覆わなければ、積雪を解かすための設備も必要になるし、風などで飛来物があれば大事故の原因となります。なのに敢えて「防音防災フード」で覆わないのでしょうか。
 それは、完全に明かり区間を密閉すると、物凄い空気抵抗でリニアモーターカーを走らせなければならなくなるからだと推測されます。そのために各所に「空気抜き区間」を設ける必要があるのです。
 可児市の久々利地区や大鹿村の明かり区間を沿線自治体が、トンネルにするように求めていましたが、一切応じません。これは色々理由を付けていますが、一番の理由は「空気抜き」だと思われます。
 「空気抜き」は明かり区間だけでなく、「非常口」も空気抜きのための施設です。だから「換気のためとか乗客の非難のため」などといっていますが、一番の目的は「空気抜き」だと思います。「非常口は空気の通る一定の面積が必要」であるとJR総研の論文でも述べられています。

 一年前の拙著ブログを参照して下さい。
    「昨年1月29日の拙著ブログ」                          以  上
 

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