「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「第一中京圏トンネル新設(西尾工区)工事について」(JR東海)  「春日井からの残土」(多治見市)

2019年01月29日 07時28分31秒 | 日記
 おはようございます。
1月16日にJR東海から「中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)工事における環境保全について(トンネル掘削作業)」が公表されました。
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 <第一中京圏トンネル(西尾工区)の位置図です。>

 <西尾ヤードの概要です。>


 JR東海は昨年、この「西尾(さいお)非常口」から出る残土を多治見市内へ搬入する要請を行いました。
 それを受けて「多治見市環境審議会」が開催されました。
 審議会の経過をリンクします。

 
 「平成30年3月2日 多治見市環境審議会」 「リニア中央新幹線建設発生土(春日井案件)について」
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 「平成30年6月12日 多治見市環境審議会」 「リニア中央新幹線建設発生土(春日井案件)に関する意見照会について
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   <多治見市内の残土置場候補地3箇所>


  <2017年12月10日の拙著ブログです。>
      「ここをクリック」 


  <2018年12月22日の拙著ブログです。>
      「ここをクリック」  

 12月22日のブログで紹介している「大沼淳一さん」は、「1日1200立米を1日1回の検査では不足、汚染土を見逃す可能性が高い。」「この工区は美濃帯の岩盤を掘削するがゆえに、岐阜・愛知の工区の中でも最もリスクが高い工区である。」と述べられています。
 JR東海は美濃帯に遭遇することは認めていますが、ボーリング調査はほとんど実施しておらず、どれだけの黄鉄鉱の汚染土が掘り出されるか不明です。また、汚染された掘削土の処分先も明らかになっていません。
 各工区とも掘り出された土を「土砂ピット」に1時保管しますが、屋根がないので降雨時に汚染水が流れ出す可能性があります。
 西尾ヤードから多治見市に残土の持込要請があり、多治見市は「環境審議会」を開催し対応しています。「環境管理協定」を締結する方向ですが、今のところ未締結です。

              以  上
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