むさしのけん

還暦を過ぎて剣道を再開した男の物語

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制空権に目覚める

2016-12-30 12:34:52 | スポーツ
往年の竹刀の動きを思い出しています。昔自らに課題を出し、相手より、数多く打つこと、常に相手との間合いの空中には、むさしの竹刀が飛んでいるようにすること、結果疲れますが、相手より、多く打つ、肉体の稽古鍛錬になります。これをむさし自ら、制空権を取ると名付けました。
そして、常に、竹刀の物打ちが、相手の頭上をにらんでいるような、振りかぶり方をすること。これは顔を刺す振り上げから、そのまま、両肩両腕の伸ばし、物打ちを相手の頭上から外さないような位置で、振り上げを止め、そのまま。前進しながら、剣を落とせば、最短距離時間で、相手の面を打つことができます。
この業は、昔、遠間から、大きく、打つために、初心の頃は、常に、面返し胴、抜き胴を打たれました。そこで、逆転の発想をしました、それならいっそのこと、胴を開けて、胴に誘い面を打てば良いと、そして振りかぶった竹刀が、相手の面から、遠ざからないような位置で止めながら、胴を打てと、前進すると、相手が胴に入ろうと、剣先を動かした瞬間出鼻に、剣を落とし、面に乗れば良いと、考え、実践、そして、むさし独自の、胴誘い業をものにしました。この当時の足は、歩み足、継ぎになります、左足を前に出しながら、竹刀を振りかぶりますが、垂直程度までで、竹刀を止めます、後は、相手が動くのを待てばよい、動けばそのまま飛び込んで、面か胴か小手か、打ちやすい所を打ちます。相手が動かなければそのまま面に飛び込みます。むさし必殺の業でした。しかし30代、剣道を再開したとき、継ぎ足を咎められ、それ以降は、使わなく、従って、使えなくなっていきました。
この胴に誘う振りかぶる業、お気づきの方はあると思います、日本剣道形7本目、打ち太刀そのままの動きです。従って、現在の日本剣道形の被太刀の動きには、大きな疑念が残ります、相手が大きく振りかぶるとき、この瞬間、被太刀は右胴に打って出るのが良いのか、剣を担いで、小手や面をがら空きにして、右に体を捌く準備をするのが良いのか、明らかです。いつから理合いが変わったのか、古いビデオを見ても、振り上げる機に、右胴に打って出るビデオを多く見ます。現在の、振り上げ終え、振り下ろして打ってくるのを待つ理合い、むさしには、理解できません。実戦では、ご馳走様です。
この胴に誘って、面や小手を打つ、往年のむさしならではの、必殺技、今再現しています。今度は、足を継がずに、右足の攻め足で、垂直近くに振り上げ、物打ちを相手の頭上から外さず、そのまま相手の面に落とします。最近、この業はよく決まり出しました。びっくり!あの空気のような大先生も、この業を使っていました、大先生は、歩きながら、振りかぶりながら、面に誘い、こちらが、面に出るところを、更に、いち早く、こちらの面に乗るという、高等な業です。背が高い大先生だから、こちらの面が届く前に、良くやられました、今年最後の稽古でも、2度もやられました。でもこの日はむさしも、敢えて、勝敗を捨て、打って出ました。この落ちてくる剣先が早いか、又、それを見越したうえで、打って出る、むさしの出頭の剣が早いか、勝負しました。この先生のこの動きには、いつもこの稽古をしています。一度切り、綺麗に、むさしの出頭面が決まったことが有りますが、最近はほとんど、相打ちが多いですが、今年最後の稽古とあって、大先生の、気合の入れ方が違ったようです、相打ちにも、持っていけませんでした。
でもこれが稽古です、むさしは、常に、相手の一番いいところと、稽古します。結果やられても、いつかは、必ず、克服してきました。稽古ですから、面の上手な人には、面の勝負で、小手の早い人には、小手で、胴のうまい人には胴で返す、突きには突きで、近間の人には近間で、遠間の人には遠間で、正剣の人には、正剣で、邪剣の人には、邪剣でと、このように、相手の十八番で勝負、そして、奪うのが、稽古です。弱い所や、騙して、隙を打って、打った勝ったと、喜んでいるようでは、無駄な時間を、貴重な時間を、費やしているだけだと、むさしは昔から、常々、考えて、自分の稽古をしてきました。このブログを読んでいただいている方々、稽古とは何かを、もう一度考えて見てください。今年、全日本剣道を制したチャンピオンは、稽古では、弱かったそうです、と解説者が言っていました。今年は有難うございました、最後にむさしの信条、稽古の心構えを述べました。
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五体満足

2016-12-26 09:18:45 | スポーツ
素晴らしい大先生にいただいた小冊子に、腰の入れ方について述べて有りました。この文を読んでから、試してから、急に、お蔭で、痛風で腰骨盤が歪んでからは、全く機能していなかった、臍下丹田の腹腰の力エネルギーを取り戻すことができました。
少し述べます、「腰の入れ方について」
腰に力が入っていなければ上達しない。面を打つとき、左足(拇指根)にぐっと力を入れると、左足の内ももに力が入る。この内ももの力の入れ方が得られれば腰が座る。
と続いて、腹の皮の中側にある筋肉を押し出すように力を入れる。
と続いて、腹は左拳、剣先の力と一致しなければならない。腹の力は両方のつがいと臍下の三角形の総合の力である。この腹腰を中心とした自然体、これが正しい剣道の姿勢である。(蹲踞から立ち上げるときは足腰に力を入れてゆっくり立つこと)それから剣道が始まるのです!
むさしがこの6年間求めてきた、苦しんできた、足腰姿勢を、解り易く端的に述べておられました。
この小冊子、昔、40代、行き場居場所のなかった、むさしを初めて認めてていただいた、(故)長井長正先生(控えより)とありました。不思議な縁です、同じ師を仰いでいたとは!
今日、むさし独自の足腰の鍛錬をしてみました、もう完全に、左足骨盤腰は、治っています。左足開脚屈伸をしてみました、もう99%できます、支えを取らずとも、何度でも、屈伸できます、こんなことってあるのでしょうか、同じ師の流れを汲んでいた人に、救われるなんて、剣道を再開して、6年間の苦しみから、やっと逃れることができました、
やっと、五体満足で、剣道、誰とでも、勝負できるようになりました、もう言い訳は言えません、腰の歪み、足の怪我を理由にはできません。何十年とできなかった、むさしの鍛錬が、今日は、易々とできました、筋肉は、この6年間、作っていたので、バラバラだった筋肉骨格を、繋げるだけだったので、容易に、むさし独自の、同時二足一刀の、あらゆる方向への、素振りが、楽々できました。もう怖くない、これで、戦える、最低限の体の捌き、円の動きはできる。今日は、溜めを意識して、素振りをしていました。偶然必然出た、懐かしかった、往年の、攻撃的な、姿勢構えが、表われ、戻ってきました。
30~40代、行くとこ行くとこで嫌われた、むさし独自の攻防一致の構えが戻ってきました。溜めを意識しだしたお陰です。親指の関節を痛めた、小手を守るために、工夫研究して、身に着いた、いつでも、応じて、同時に打つ、守りの、応じ小手の心構え、この姿勢が、そのまま、腹腰脚腕に、気の溜め攻撃の構えと、表裏一体になります。陰陽の姿勢構えが戻りました。嬉しかった、この構え、完璧です。腰骨盤の緩みが取れたため、この、陰陽の構えが取れました。臍下丹田が繋げる、五体満足の構えが取れました。来年が待ち遠しい!まだまだ、今日は進化しました、あの「斬り落とし」の理合いが、完全に解りました。来年、試してから、いつか述べたいと思います。
翌日、嬉しい!腰回りに、筋肉痛がいっぱい出ています。同時二足一刀跳躍跳び素振りを全方向に、50回ずつしています、合計1000回はしました。臍下丹田の力漲ってきています、腹腰が安定して、姿勢足型が崩れずに、しっかり床を掴み、力強い、体重腰の移動ができます。このまま続けば、来年の剣道再開までには、懐かしい、脚の円の動き、間違いなく復活します。待ち遠しい、あ~あ、早く剣道再開したい!五体満足の体で、戦いたい!
翌日、今日も徹底的に左腰骨盤を使った、色んな鍛錬、今日は、特に、円の動きの、体を回転しながらの、特に胴打ちの、素振り鍛錬をしました、楽々できます。全く姿勢が崩れません、万歳!
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大中小の素振り

2016-12-24 21:07:15 | スポーツ
しばらく稽古はお休みします、来年の大先生方々との初稽古に向け、根本から、素振り修練をし直しています、尻を叩く大きな素振り、そしてやっと気づいた、最短距離の素振り、この相反する、二つの素振り、徹底的に、より戻しています。久しぶりに大きな素振りをして、この何年と、左肩が、ほとんど使われていなかったことが解りました。大は小を兼ねる、この基本の素振りを、日常的に、していれば、左肩腕が、右肩腕に負けることはなかったのにと、左肘が、浮き上がることはなかったのにと、今、後悔しています。もう一度、原点に戻ることにしました、このブログを書きながら、自身の甘さに目覚めました。むさし本来の大きな剣道を取り戻すことにしました。それで負けても良し。
若い時ほどの、遠い間合いは、無理かもしれませんが、少なくとも今よりは、遠くから打てるようにします、以前にも述べた、振りかぶる大きさによって、間合いが決まります、振りかぶりが大きくなればなるほど、間合いも遠くから打てます。しかし反対に、大きく振ると相手に見られてしまします、だからほとんどの人は、小さい打ちに頼ります。この間合いと、振りかぶりの大きさ、この放物線が交差するところ、ここが人よって、考え方、千差万別、勝つための、早く当てるだけの剣道、そして、試合剣道とは、全く世界が違う、重い斬る、生死をかけた、剣道、どちらを選ぶか、人それぞれです。
相手との間合いによって、振りかぶる大きさを変えられるか、扇子を広げるように、自由自在に振りかぶる大きさを変えられるか、これは無意識の世界です。大は小を兼ねる、尻まで届く、お大きな振りができれば、小さな振りは、簡単です、打つ瞬間をイメージすれば、近間の小さい打ちても、又、中ぐらいの打ち間でも、しっかりした、打ちができるようになります。
やっと、むさしの下半身の力が、漲ってきています、両内腿が、しっかりつながり始めました、解りやすく言えば。力の流れが、X脚になってきました。両足が、内側に締まってきました、もう痛風ちんばの後遺症は有りません。ここ一か月ほど、まだ始まったばかりですが、この正月休みの、3週間で、徹底的に、鍛え、この内股の力、完全に、自分の物にしていきます。
素晴らしい大先生に立ち向かうには、もう、若い頃のように、五体満足の体にしなくては、無理です、とても立ち向かえません、今のむさしの剣道技術を、精神をも、超えたところにあります。
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最短距離の面

2016-12-22 09:58:08 | スポーツ
逆流の発想から始った、顔を刺す事と、両肩両腕を思いっきり伸ばしながら打つ、打ち方が、むさしに、往年の刀法を思い出させてくれました。偶然でしょうか、素晴らしい大先生の刀法と、よく似ています、両手を伸ばし、臍下丹田の気を、手首手の内に繋げて、打つところはそっくりです。違うところは、テコの原理を、むさしは、よりいっそう使っているところです。
尻を叩く、大きな素振りが、むさしの若い頃の、普段の素振りでした、竹刀一本で有ろうと、二本の竹刀を持とうと、常に尻を叩く、素振りをしていました。当然、尻まで剣先を届かすためには、両手首を曲げると同時に、両肩を、前から上に、最大限伸ばさなくては、剣先は尻まで届きません。この素振りが、手首手の内スナップと、テコの原理と、両肩の伸び柔らかさを生んでいました。ここがむさしの剣を生み出した最大の特徴です。
昔、無意識に振っていたので、原理を思い出せませんでした、でも逆流の発想を始めてから、これはひょっとして、昔の打ち方の一つだったのではと、出頭面の打ち方だったのではないかと思い出しました。今に至って、初めて、自分自身の剣理に気づきました。尻まで届く大きな素振りが、面を打つ瞬間の、最短距離の小さな打ちまでも、作り出していました。大は小を兼ねるとはこのことでした、手首を最大限使う大きな素振りが、手首のみでも、打てる、小さくても冴えのある、スナップテコの原理の打ちを作り出していました。
大先生方々との今年の稽古は終わりました、一大転機の年となりました、この一年、得るものが多すぎて、こなしきれません。このブログに書き、読み返しながら、全てを、物にしていかなくてはなりません。
剣道を再開するきっかけとなった、全く駄目だった、左足屈伸が90%迄曲がるようになってきました、特に、素晴らしい大先生にいただいた、小冊子の左足親指左膝、左内ももを繋ぐラインに、力を入れることによって、急激に、臍下丹田に力が入り、同時に、左腰骨盤が矯正されてきました。何年かかっても、どんだけ頑張っても、自分では直せなかった、左腰骨盤、奇跡の、肉体の妙術が現れました。すばらしい大先生は、むさしの業を、引き出してくれているだけでなく、むさしの肉体の苦しみ、根本欠陥までも、取り除いて、解決してくれました。救いの神です、真の指導者です。改めて、正しい姿勢、力の流れは、正しい肉体骨格動きを作り出すという事が解りました。
昨日の稽古、二つの収穫があります、一つ目は、面の早い大先生に、最短距離の面を放つことができました、でも一度だけでした、二度目は、又左肘が緩み曲がってしまいました。約一月後、来年のけいこ再開に向けて、徹底的に、左足左腰骨盤を入れた、両肩両腕を使った、やっと見つけた、最短距離の面打ちを練習します。
もう一つは、左内もも左腰を、一体化、伸ばして、立って稽古しているうち、懐かしい、視界を感じました、遠山の目付け、たけくらべの姿勢、相手の動きに乗る姿勢を見つけました。イメージが現実に近づいてきました、何度も言う、H鋼の気エネルギーが、パワーエネルギーに転換、体幹が固まってきました。
年末に見つけた、この2大発見は、来年の、大進化の前兆のような気がします。
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逆流の発想

2016-12-17 08:42:50 | スポーツ
6年にも及ぶ、姿勢矯正、むさしのけん姿勢復活構え追求、肉体強化はもうほとんど終わりました。還暦を過ぎて、剣道を再開するキッカケとなった、家の裏の公園で、屈伸運動をして、支えきれずに、後ろに倒れてしまった、最大欠陥の、ちんばで、長年死んでいた、左腰骨盤は、後は時間をかけて、筋力を戻していくだけです、徐々に、屈伸運動が、できるようになってきています、左足が大分、曲がるように、なってきています。あと半年もあれば、それなりの筋力、支える筋力は、復活するでしょう。
そして、最後にたどり着いた、見えなかった欠陥、左肩関節の緩みは、もう意識しなくてもいい位、直ってきています。この肩腕の繋がり、腕拳が、体の中に入る、この拳腕の構えが、むさしの往年の特徴でした、相手の剣を、楽に、裏から、擦り上げ擦り落とします、先日も高段者相手に、無意識に、面を右の鎬で受け、同時に擦り落とし、相手の面を打ちました、相手は首を振って懸命に逃げましたが、素晴らしい大先生譲りの連続左右面を放ちました。むさし一番の左腕の兵器が戻ってきました。昔、痛めた、右手親指小手を守るための、鎬での応じ技が、擦り落とし迄、発展しました。むさしの十八番の業が、面面に続いて、出ました。
長かったですが、全て、大先生方々がおられれなければ、ここまで来れなかった。あこがれの大先生に、簡単に、打たれなければ、ゼロからの出発を決めなかった。それなりのごまかしごまかしの剣道でも、剣道再開してすぐに6段に合格できた、自身を見つめ直すことはなかったでしょう。今又、素晴らしい大先生の、見本がなければ、全身、打ち方のあらゆる部分部分の試行錯誤ができなかったでしょう、そしてこれは、これからも続きます。どこまで吸収発展できるか・・・
このブログ長かった、姿勢矯正、最後に辿り着いた、左肩腕の緩み、これを直すために、逆流の発想をしてみました、今までは、構えようとした、自然体思考の構えで、肩の緩みに、気づきませんでした。そこで閃き、理想的な、面を打った状態、両腕肩が伸び切った状態の、姿勢から逆に、ねじを巻き戻して見ました、そうすると、左肩が内側前気味に、締った状態で、止まりました、体重姿勢臍下丹田も、やや前に攻め気味に、止まりました。最短距離で、打って出る構え姿勢の、起点原点が発見されました、見た目では、さほど、解らないかも知れません、気の流れの姿勢ですから。やっと、むさし本来の構え姿勢に、到達戻りました。自然体を作ろうとした構えから、打つための最短距離を掴んだ選んだ、構え姿勢に、変わり戻りました。
逆流の発想、やってみてください、今のあなたの、姿勢構えと、どこが、違うか・・考える選ぶのはあなたです。
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